どこかに行きたい

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白馬三山

白馬岳のことを『しろうまだけ』と読むのを最近知った。
ここ周辺のスキー場が『はくば』となっているので非常に紛らわしい。周辺スキー場からこの山は見えているのだろうか。スキーをやっていたあの当時、気にもしなかったが。

この山はいつか登るつもりでいるも、どうも気が進まないところもあった。登山途中の『白馬大雪渓』で落石事故がチョイチョイあるとの事。調べれば調べるほど怖くなる。両側山のV字の渓谷なので、崩落して転がってくる岩が必然的にV字の底の登山道に集まってくる。こぶし大だったり1メートル級だったり。転がってくる岩は雪上では音があまりしないという。もしガスっていて視界が悪ければほぼ避けることができないであろう。
10代20代くらいなら『よけちゃうZE!オレ!』なんて強がりそうだが、どうも40代になると『よけた方に転がってきそう…』と気弱になる。転がる1メートルの岩の直撃なんて受けたら、身体はどうなっちゃうんだろう…。
最近『山へ行く』と言えばまわりがやたらと心配する。カミさんなんかに大雪渓の崩落なんか言えば行かせてくれなそうなので帰ってくるまでトップシークレットにしておいた。

出発地点『猿倉荘』
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おっきい方のトイレに行ったあと登山届を投函。まだ薄暗くて行動する人も少なめだが、山の行動は早め早めなので出発した。
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広くて歩き易い道だ。
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途中、川が横断していて深くは無いが流量がけっこうあるので橋がかかっていた。
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しばらく登ると白馬尻小屋に到着。
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ひと休み。なんか文字で『大雪渓』って見ると日本酒を飲みたくなる。たしかこんな名前の日本酒あったよな。
みんな各々独自の休憩をとっている。地図を見たりパンを食べたり。
あれ?大雪渓は?どこ?
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もう少し登るらしい。
しばらく登るとだんだん姿をあらわした。
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『雪渓上の石はすべて落ちてきた石です』
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はい、承知してます。気合いを入れて登ります。岩が転がってきたら高速反復横とびで避け…るつもりが当たりに行きます(なんでやねん)

抜ける様な真っ青な空、雪渓の色は輝く様なまっし…
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白くない!汚い汚い汚い汚い汚い!ぶしょったい!
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まあ雪が降らなくなって春からずっとだから仕方ないといえばそうなのだが。
4本爪の軽アイゼンを持ってきたのだが装着している人があまりいないので そのまま登ってみた。スキーブーツで雪の斜面を登ったことある人なら なんてこと無い感じだった。

雪渓上に赤い粉でコースが書いてある。そのとおりに歩かないとクレバスがあったりして危険だ。
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上に登っていくほど落ちている石が大きくなる。
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もう石ではない、岩だ。デケェ…こんなの当たったら頭がミンチになります。前方注意です、はい。

気を張り詰めてても疲れるので雪渓の綺麗な景色でも見て気を落ち着かせよう。真っ白な…
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汚い汚い汚い汚い!ぶしょったい!
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雪渓を抜け、後ろを振り返ると雲が追いかけてくるように登ってきた。よかった、雲の中に入ったら崩落や転がってくる岩が見えなくなってさらに怖かったであろう。
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あれ?またアキレス腱のあたりが靴擦れしてる。悪化する前に休憩。もしかしたら蒸れてふやけて柔らかくなって靴擦れするんだろうか?わからないけど靴を脱いで蒸れを解く。
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一応ゴアテックスなんだけど、それ以上に汗っかきなんだろうなぁ。

また歩きだす。多少回復したが、序盤からさっそく靴擦れでテンションが下がる。そこへ合宿かなんかの若者の集団がすごい勢いで登ってきた。速い速い!さすが。なんの部活なんだろうか。スキーとか?わかんないけど。
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その若者集団10人くらいを先に行かす為に脇に避けてやり過ごす。若者が通り過ぎてく時にフワッと香水のいい香りがした。最近の若者はこういう所に来る時も香水つけてくるんだ。『山男子』っていうのかなぁ。山ガール目当てなんだろうか。今日の空の様な爽やか青年なんか見たら山ガールはコロリだね。山ガコロリまたは山ガホイホイだ。


よーしオトーさんも走って撒き散らすぞぉ、加齢臭を…

雪渓を歩いているときは冷蔵庫の中にいるかのように涼しかったのだが、雪渓を抜けるとなかなかの蒸し暑さ。後半の登りは結構な斜度でちょっとこたえた。靴擦れも多少悪化。
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坂の途中でお花畑があった。雷鳥さんいるかな。
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実は雷鳥というものを、まだ一度も見たことが無い。穂高 立山 北岳 簡単に見つけそうな場所に行っているのだが結局見ることができてない。だが白馬だとなんとなく雷鳥を見れる確率が他より高そうで俄然期待が高まる。なんとなくね。
広い茂みをくまなく見まわすも それらしい生き物がいない。なんか呼び寄せる方法とかあるのだろうか。
キタキツネを呼ぶ時はルールルルルルだから、
雷鳥はライラライラライライでいいのか。

アリスかチャンピオンしか寄ってこないだろうよ。(意味不)
by moriyart | 2014-09-11 23:51 | 白馬三山