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どこかに行きたい

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箱根駒ケ岳

きそこまー、かいこまー、はこねこまー
(ジョイマン風)

駒ケ岳シリーズ第三弾。『駒』とは馬の事をいうらしい。全国に18から20あるという駒ケ岳、別に馬が好きなわけじゃないのだが木曽、甲斐と来たなら箱根にも行きましょう…という事でここへ来た。
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朝8時半、大涌谷へ到着。
車から降りると、“あの臭い”があたり一面に立ち込めていた。
別にそんなに早くに来なくても行って帰ってこれる山なのだが、最近の大涌谷の駐車場はめちゃめちゃ混むのだそう。そして駒ケ岳はロープウェイが掛っているので大涌谷からわざわざ歩いていかなくてもゴンドラでスイ~と行けるが、わざわざ歩くのがオッサンノボラーというものだ。
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土産屋が開店したばかりなのだが、もうすでにお客さんがそこそこいた。朝めしをずいぶん前に おにぎり一つだけ食べたのだが、それだけだとどうも足りなさそうなので売店に寄った。売店のおっちゃんがオレを見て『神山まで行くの?』と聞く。服装こそ普通の格好だが、ザックを背負ってるので他の観光客の中でも多少浮いている。
駒ケ岳まで行く と伝えると、『3~4時間かかるよ、気を付けて』と気に掛けてくれた。はい、存じてます。 じゃがバターを受け取って外で背中を丸めて食べた。

登山道入り口。
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オレよりはるかに山ノボラーみたいな格好をした人が何人かいる。気合い入ってるなぁ。
靴の紐を締め直して いざ突入。
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噴気が立ち込める中を進む。え?こんなところ歩いて大丈夫なのだろうか。風向きで蒸気をモロにかぶる。濃い硫化水素の臭いがする。
よく『硫黄の臭いがする』と言うが、硫黄は無臭というのを つい最近の御嶽山の災害で知った。オレも硫黄のにおいと勘違いしていた。正確には硫化水素なんだとか。
ってか、噴火前の御嶽山よりか よっぽどボルケーノボルケーノしてるけど、本当に大丈夫なんだろうか。それともこれくらいいつもシューシューしてた方がガスが抜けてて噴火しにくいのだろうか。やっぱ生きている火山を目の当たりにするとけっこう怖い。どうか静まりたーまーへー。
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山道は普通の道。里山な雰囲気がする道だ。しばらく歩くと噴気が出ているエリアを抜けて、硫化水素の臭いはしなくなった。
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昨日が雨だったのでときどき道がぬかるんでいてで歩くに苦労する。ガスも立ち込めてきた。
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約1時間で『神山』山頂に到着。
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熟年夫婦が休んでいた。山頂といっても木々が茂っていて展望はあまりないので、長く居ても意味も無いので休憩もそこそこすぐ歩き始めた。

また小一時間歩くと視界が開け、熊笹の群生地に。カサカサ音を立てて抜けて行く。
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10時半、箱根駒ケ岳山頂に到着。
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ガスガスです。ケルンだらけ?石が積んであってまるで賽の河原みたい。
観光客らしき団体が輪になってビールで乾杯している。あっ…日本人じゃない。チンタオチンタオ言ってら。どこにもいるんだなぁ。

神社もあった。
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良く見ると近代的な作りになってるので最近建てたのであろう。
人もまばらだ。
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きっとガスってなければ展望がいいだろうと思われるベンチに座って湯を沸かして休憩をした。今日も息子くん推しの『ジバニャンのチョコ棒』を持ってきた。ガスガスで景色は真っ白である。
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となりのベンチでアンテナを立ててアマチュア無線しているおっちゃんがいた。箱根駒ケ岳山頂から電波を飛ばせば かなり遠くまで飛ばせるだろう。結構な人数と交信している。
オレも消防団で取らされたアマチュア無線の免許を持ってるけど、コールサインはとっくに忘れてしまった。

コーヒーをすする。うげぇ、まずい!変な味がする。
たぶんこの紙コップだろうなぁ。3年前に買ったヤツなんだけど劣化してロウが溶け出してるんだろう。こりゃ飲めたもんじゃないわ。さすがメイドイン韓○。

片づけをして立ちあがって後ろを見たら、遠くになにやら巨大な建物が。
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あー、駒ヶ岳ロープウェイの山頂駅だ。ちょっと行ってみよう。
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近づくにつれて徐々に異様な雰囲気を放つのがわかる。
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冬の鉛色の空と、時々建物を覆い隠したりするガスが またいい感じに不気味な廃墟感を醸し出している。
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ロープウェイが到着した。
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この古さで現役なのがすごい。ちょっと調べてみたらおおよそ50年前の建物らしい。ひょえ~!こりゃ古い。こんな外観になるのは必至なのか。
山頂は だだっ広くて何にもないところなんだけど、そんなところにこの建物だけあるので違和感が半端ないのだ。
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中に入ってみた。
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おー!昭和だ!昭和がまだここにある。ところどころ手直しされてるけど、求めている昭和のかおりがプンプンする。
もうすぐ下りのロープウェイが出発するので下山する観光客の列ができている。半分くらいがお隣の国の方がたで ホールには暗号が飛び交う。

ナムコのファイナルラップがあった。
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このアーケードゲーム、80年代のゲームだったような。すげーなー、20年以上現役だなんて驚きだ。当時は映像すげー、きれーって思ったが、今見るとショボすぎて泣けてくる。時代ですね。

山頂駅を出て駒ヶ岳を下山する。さっきはガスの中に隠れて見えなかったが、今は遠くからも山頂駅が確認できる。やっぱり異様な雰囲気を出している。廃墟感が凄すぎる。
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by moriyart | 2014-12-07 01:00 | 箱根駒ケ岳