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どこかに行きたい

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赤岳・横岳・硫黄岳

『赤岳横岳硫黄岳』

早口言葉みたい。むかーし、この三つの山をまわるには一泊二日が適当…と書かれていて鵜呑みにしていたが、どうやら余裕で3つ周って来れるらしいので鳳凰三山を取りやめ、急きょ八ヶ岳に決定。
鳳凰三山は日帰りで行くには ちょーっとキビシイらしい。仕事の関係でテン泊できなくなっちゃったし、しゃーないしゃーない。


うしみつ時も迫る頃、赤岳山荘へ向かう山道。
昨日までの雨のせいなのか、それともこういう道なのか知らないが そうとうな悪路だ。轍や水たまり。車の腹を擦りそうになる。
そもそもこの道が駐車場へ向かう正解な道なのかもわからない。前後にお仲間さんもいない。
もし、道間違いで行き止まりにぶつかったら、こんな真っ暗で極細な悪路で転回なんかできっこない。スーパーバックになるだろう。真っ暗な道をバックランプのわずかな光で後退だなんて考えただけでも恐ろしい。眠気が吹っ飛んだ。

坂を登り切って駐車場が見えた時には心の底から安堵した。

仮眠も3時間はできなそうなのでさっさとダウンを着込んで座席に丸くなって寝た。

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午前4時位に目を覚まし、仕度をする。周りの車の中の人もボチボチと外に出てきた。
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なんか満足に寝れなかったせいなのかわからないが、ちょっとだけ調子が悪い。にぎりを二つ無理矢理口に押し込んで、お茶で流し入れる。おいしくない。

4時半、出発!…したが、車にカギをかけたのか心配になってわざわざ戻って確認した。10分のロス。なので午前4時40分、いざ、出発!
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涼しい。おまけに静かだ。いま標高1800メートルくらい?静かな森の中を歩く。最近ずっと雨で、久しぶりの週末の晴れなので激混みするかと思いきや そうでもない。ありがたや。
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うっそうとした森の中を歩く。苔が生えてて緑一色。役満だね。(なにが?)
遠くから沢の音が聞こえる。
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時々空が見えるところもあり、木々の間から高い山が見える。山の先のみ日光が当たっている。
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7時前、山荘『行者小屋』に到着。
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休んでいる人が大勢いた。営業しているかわからないが、外には山水に冷やされたビールがたくさん置いてある。この時間から飲みたいとは思わないが、きっと冷たくて美味いだろうと想像してしまった。
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阿弥陀岳(なのかな)が雄々しく鎮座している。今日はコレには登らないが、いつかの八ヶ岳大縦走の時には きっと登るだろう。

途中から階段になった。
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標高は一気に稼げるが、コレがまたけっこうキツイ。せめて手すりでもありゃ楽かもしれないが、ここは至れり尽くせりの観光地ではない。
標高がずいぶん上がった。朝は空気が澄んでいて空も青いです。
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ここも延々と階段。
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ほんっとキツイ。立ち止まるとゼーゼー息が切れ、胸や脈に手も当ててないのに心臓の鼓動がわかる。フル回転レッドゾーンだ。超キツイ。
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後ろから来た人がオレより早いので道を譲った。挨拶の中に互いに『キツイ』の言葉が多数入った。

八ヶ岳はマムートブランド生誕150周年の企画の『世界中の150ピークを登ろう』の中での一つの山なんだとか。世界150ピークの中で、日本はここ赤岳含め4つらしい。他は富士山と立山と剱岳。剱岳を登ればマムートコンプリートになる。この夏 登っちゃるでぇ!
階段にはマムートのロゴのマンモスが多数取り付けてあった。なのでここは通称『マムート階段』というらしい。
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…マムートのウェアやギアは高いです。とても手が出せません。そして妙に細身なデザインなのでオレが着るとLサイズでもムチムチになってしまうのです。スイス人って細身の人が多いのかな。

階段を登り切ると隣の山がいい感じに見えて絶景です。
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かなりバテてテンション↓になってしまったが、上から降りてきた人の『山頂はすごい絶景でしたよ~』の言葉でやる気が復活してきた。

ここから 北、南、中央アルプス全部見えます。

やっぱり見えるは『御嶽山』。  山頂はもう少し残雪があります。
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富士山も。
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赤岳山頂に向かう最後の登山道は岩をよじ登る感じで一段一段が大きく、わりかしハードです。でも頭を上げるともう空しか見えない、という事はあともうちょっとなので気合いで登りました。
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by moriyart | 2015-07-18 09:05 | 八ヶ岳