どこかに行きたい

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笠ヶ岳

二年前、『西穂高独標』に行く時に乗った新穂高ロープウェイ。そのゴンドラの車窓から見えていた『笠ヶ岳』。
西穂から降りてきた時に、『よし!次はあの山だ』なんて思って調べてみれば、日帰りで登れる山では無いとの事。
その時はあきらめ、『登りたい山リスト』から削除されてしまった山なのだが、テントを購入して見事リストに復活。機会をうかがっていた。

今回の一泊の山行で『鳳凰三山』とこの山で どちらにするか悩んだのだが、緯度の低い南アルプスの鳳凰山の方なら”もしかしたら”10月でもいけるかもしれない…との勝手な思い込みで 見事今回『笠ヶ岳』が当選した。


深夜、新穂高登山者用無料駐車場に到着。混む駐車場なので空いてなかったらどうしようかと心配したが、停める事ができた。ダウンを着込み、運転席に丸くなって寝た。

午前3時50分、スマホのアラームで起き、仕度をして4時半に出発。
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8月までは4時半なら薄明かりなんだけど、9月のこの時期は真っ暗だ。夏じゃなくなっているのか。
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新穂高登山指導センターでおっきい方のトイレに行く。昔はここで登山届を出したのだが、今はネットで出来るのでトイレで出すもの出したら即出発。

暗い管理道を歩いていく。ヘッデンの灯りが頼りだ。
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とっくに日の出の時間は過ぎているのだが暗い。見上げると見事までな曇天。そりゃそうだ、数時間後には雨が降る予報なんだから。覚悟はしてるのだが、出来れば行動中は降ってほしくない。テントを幕営してからならいくらでもいい。降る前に到着できればと 足を速める。
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沢沿いを歩いていく。
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ふと見ると山肌に水路の様な穴があいていた。コレって山を貫通してるだかしん。昔の施工っぽい雰囲気にただただ『へぇ~すげぇな』とつぶやく。

笠新道に入った。新穂高から笠ヶ岳まで標高差1800メートル。とんでもない標高差だ。行動時間は7時間を超える。
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この前行った立山は室堂から標高差500メートルなので いかにメンドくさいかの比較になる。
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その笠新道から見える景色は 超曇天。8時を越えたあたりから新穂高ロープウェイの試運転が始まったらしく、山間にモーターの音が響く。
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途中、オバサン集団と擦れ違った。挨拶の中で、オバサンたちが言う。『今日はガスだねぇ、昨日の景色はすっっっっばらしかったよ』
なんだろう、それをオレに報告して悔しがらせたいのか。いや、悔しいです。いいなぁ。
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10時、『杓子平』に到着。
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すごく開けている感じがするのだが、ガスがすごくて見渡せない。天気が良ければここは絶対いい景色なんだろうなと思った。
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…と、思っていたらついに雨が降り出した。(嗚呼…ここまでか…)と思いながらも まだポツポツな降り方なので悩む。カッパを着てもいいが、カッパの中で汗をかいてしまいそう。このくらいの雨なら着ない方がかえって蒸れないかも…という事でパラパラ雨の中をそのまま進む。

登山道に目をやると茶色い細長いものが。ああ、獣のフンだろうと思ってよく見ればでっかいナメクジ。
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山にはこんなのがいるんだ と感心した。ヤマナメクジというらしい。


昼頃、稜線に出た。
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ガッスガスで視界不良です。それでも20メートルくらい先までは見えるので危険とまではならない。ただ、尾根沿いって景色がいいはずだから かなーり残念だ。
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by moriyart | 2015-09-18 22:15 | 笠ヶ岳