どこかに行きたい

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その2(常念岳・蝶ヶ岳)

人の気配がすると思ったら、
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8時20分、常念岳山頂に登頂。
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目の前に前穂高から槍ヶ岳までの大パノラマ。その向こう側に乗鞍岳や御嶽山、反対は鷲羽岳や水晶岳。凄い、スゴすぎる。
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穂高や槍って聞くと つい登ってみたくなるのだが、違う山から眺めてみるのもいいもんだ。真っ白の冬山でもなく、真っ黒の夏山でも無いこの時期の穂高もイイ!夏の羽に生え変わる雷鳥の模様みたい。
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最近ずっと天気が悪くて明日からも悪くなる。ナゼか今日だけ晴れの日に登れて超ラッキーだった。こりゃ日常のアンラッキーの全額払い戻しだろう。明日からまたアンラッキーを貯めないとなぁ。
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それでは、尾根をずっと歩いて蝶ヶ岳へ向かいましょう。
尾根沿いを歩くので常に右側の景色は穂高のパノラマ。感動して漏らしちゃった。
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蝶ヶ岳へはいくつかピークを登ったり下ったり。森林限界から戻り、林の中を歩く。とたんに蠅なのか虻なのかわからないが猛烈な虫の応酬。顔の前に蠅の蚊柱みたいな 言わば蠅柱ができる。もんのすごくウザったい。けっこうな人数で頭からすっぽりかぶる防虫ネットを装着していた。オレもテン泊装備の中にあるけど、日帰りでも携行するようにしよう。
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蒸し暑い。真夏の様な暑さだ。太陽に照らされた草むらが草いきれを放つ。このにおい、夏だなぁ。あー!虫うざい!
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ここからもう一度下って、あのピークまで登り返す。ちょっとヘタってきた。
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ただの大きな水たまりなんだけど、山の上にあるとなんだか神秘的に感じる。
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根性で登り切り、もう一度森林限界を超える。なかなかしんどい。でも山荘が見えてるって事はもうすぐ山頂なんだろう。がんばる。
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ひとだかりがある。もうすぐ山頂かも!
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…と思ったら、『蝶槍』というピークだった。真の山頂はもうちょっと先。
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山荘の向こうのピークが本物らしい。
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12時20分、蝶ヶ岳山頂へ到着。
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もう8時間も歩いてるよorz

ホ・タ・カ・ドーン!
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超絶絶景ッス。常念岳の時より穂高を間近に感じる。眼下の渓谷は『横尾』なんだとか。そうやって思えば、横尾を拠点にすれば北アルプスのいろんな山に登れちゃうって事なんだろうな。東京駅みたい。
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蝶ヶ岳山頂は広大でわりと平坦。ただ少~し穂高側に傾斜している。スクリーンに穂高連峰を写した映画館みたいな感じ。
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人の存在を忘れたいので、この写真に写っている人達より前の方に腰を下して(サーセン)穂高だけを視界に入れた。
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そして湯を沸かして穂高を見ながらラーメンを食べた。贅沢だなぁ。

蝶ヶ岳ヒュッテに寄り、蝶ヶ岳の山バッジを買った。
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その時に恐る恐る『常念岳のバッジはありますか?』と聞いてみれば、困り眉のかわいい笑顔で『ないです~』と返ってきた。
きっとおねぇちゃんは内心(フザけんな、ここは蝶ヶ岳だわ!)と思ったに違いない。ほんとサーセン。
うーん残念、でもまたいつか常念小屋まで登って買えばいいじゃん。またこの景色みれるし。前向きにとらえよう。


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テン場は盛況していた。この人たちは今日は酒呑みながら日が沈む穂高を見たり、あすは朝日に染まる山々を眺めたりするんだろう。いいなーうらやましすぎる。

40分くらい楽しんだあと、山頂を下る。

蝶ヶ岳からの下りも虫虫虫…。
ゼーゼー息をすれば食べちゃいそうでヤダ。今度、山道具の店に行ったら、頭からかぶるネットを一番に買おう。そう誓って下る。
なかなかの急坂。降りてる自分もヒザにくるが、登ってくる人達の顔がみんな歪んでいる。辛そう。

15時、『ゴジラの木』を通過。
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おお!ホントにゴジラっぽい。口に置かれた三角形の石が牙感をよくあらわしていて感心した。

看板をよく見るとゴラになっている。
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これは著作権の関係で?いやそんなことは無いだろうなぁ。



熊に恐れながら駐車場はまだかまだかと念じ、下山後の甘いジュースと温泉を夢見て下って15時半、無事に駐車場に帰ってきた。朝4時から11時間半、休憩を抜けば10時間半歩いていたことになる。

おとーちゃんガンバったよ。






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by moriyart | 2016-06-25 17:08 | 常念岳・蝶ヶ岳