どこかに行きたい

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その6(爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳)

二日目

4時半に起きて行動着に着替えた。
爺ヶ岳の山頂からご来光を見るためだ。このまま下山して諏訪のモンベルにでも寄りながら早めに帰るのも考えたが、やっぱりこんなに天気がいいのに下山するのがもったいなくていそいそと支度をする。

山荘前まで来た。
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山荘の朝は早い。5時前なのに明かりが灯り、山荘内は明るい。屋外についているスピーカーから『食事の準備ができました』と放送が入る。外から見える一階の食堂のテーブルの上にはずらりと朝食が並び、味噌汁と思われるお椀からモウモウと湯気が上がっている。

空が白み始めているがまだ暗く、大町市のあかりが見える。もう歌わないけどね。(いしだあゆみに失礼)
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ここから爺ヶ岳は東方向になるので白んだ空にシルエットとして浮かび上がる。
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目を凝らすとすでに山頂には数人立っている。視力2.0なので、山頂に何人いて帽子のつばの向きからどちらを向いているかもハッキリわかる。山向きな目でありがたい。(糸目のクセに)

山頂にいる人たちの黒いシルエットはみんなバラバラな方向を向いていてじっとしていて動かない。高い所にとまっている鳥さんみたいでカワイイ。帽子のつばがくちばしに見えるし。今からその鳥さんの群れに合流しますよオレも。

5時半に爺ヶ岳南峰山頂へ到着
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麓から見えた鳥さん集団は近くで見ると中年のムサイおっさん集団だった。当然だが。
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三脚を立て、カメラを構えて決定的瞬間を狙っているかのよう。カメラの向きは日の出方向の人がいたり、朝日が当たる反対方向の山に向けられていたり。人によって被写体の好みが違うんだなと興味深かった。みんな日の出の方向にレンズを向けそうなもんだと思ってたよ。

富士山が見える。
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シーズンの終わった富士山山頂でも今日は快晴で見事なご来光が見れそうだが、おそらく氷点下の世界であろう。

大町市が朝もやに包まれた。
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5時40分、ご来光
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静かだ。風も無い。雲もない。寒いけど見事な日の出です。
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鹿島槍が赤く染まる。
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標高が高い順に染まっていく。
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赤さがちょっと足りないかもしれないが、『モルゲンロート』と言ってもいいだろう。初めて見たモルゲンロートは組長と行った穂高だったな。
(モルゲンロートin涸沢 with組長)
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ちなみに夕日で山が赤く染まるのを『アーベントロート』というらしいが、これはいつ見れるのかそれとも見れないのか…。

爺ヶ岳からの下りであちこちで霜柱が出来ていた。
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どおりで寒いわけだわ。ってか、ずいぶん長い霜柱だな。




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by moriyart | 2017-10-07 15:06 | 爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳