どこかに行きたい

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その5(神津島)

全ての荷物が入ったザックを背負い、自転車に出発。しばらくは海岸線沿いの道を走る。海からの強風で岩に打ち付けられた波の飛沫が道路まで飛んできて霧吹きにかけられたように濡れる。まあ荒波の景色もいいもんだと気を取り直してペダルを漕ぐ。
しかし残念ながら自転車に乗れたのは海岸線沿いのみで登山口へ向かう道を曲がった瞬間からけっこうな斜度の上り坂。
自転車から下りて、自転車を引いて…というか押して登っていく。背負っているキャンプ道具が重めなのでズシっと肩にくる重量。

住宅街を通り過ぎると、田舎の農道の山道みたいな感じになった。
ってか、こーんなに坂ばっかりだから普通のママチャリよりアシスト付きのレンタルの品ぞろえにすればいいのになぁ…。
他人事っぽく思うが、それは資本金が必要ってもんだ。そう考えると式根島のレンタサイクルはあんなにアシスト付きがあったからすごいと言えばすごい。

7時過ぎ、登山口に到着。
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防犯的にあまり意味を成さないが自転車にワイヤーロックでザックを留めた。まあ全部持ってかれるよりマシかな。
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必要なモノだけを詰めた小さなアタックザックを背負って、いざ天上山山頂へ向けて出発!

登ってしばらくはよくあるお馴染みな登山道の光景。
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それでもよく整備されていて擬木階段とかもあった。
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そうだね、天上山は登山というより観光客向けのハイキングと言うべきなのか。おそらくここを登る人たちの幾らかは街着のような服装で登るんだろう。

広い場所に出た。
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どうやら林道を通ってくればここまで車で来れる様だ。
キレイなトイレまであった。
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水洗だったけど、そこそこ標高もあるのに水はどうやって確保してるんだろう…。

広場の脇に『登山者ノート』が入っているポストの様なモノがあったのでのぞかせてもらった。
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これには笑った。
みなさんだいたい楽しそうな事を書いている。なので自分も記念にノートに書かせていただいた。
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杖というか棒の無料レンタルもある。
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広場から登るとまた普通の登山道。
もうわりと高い所まで来ているので、生えている木がだんだん低くなってきて景色が見えるようになった。
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登り始めの町があんなに遠く…。
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港に寄せる波が風の影響で白く泡立っている。まだ強風が治まっていない様だ。
とたんに今日の船が出るのか心配になり、スマホを取り出して東海汽船のページの『本日の運行予定』を確認した。
『神津島 〇』
どうやら出航できるようで一安心。
スマホをしまい、山頂へ向けて歩き出す。

そういや太陽はどこへいったんだろう、今日は日光に当たって無いなと気が付いた。どうやらここは山の西側斜面を登っている様で、東からの太陽をずっとブラインドしている。山頂まで行かないと陽の光を浴びれなそう。
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8時ちょっと前、テーブル状の山の上まで来た。
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テーブルの様な、山の上が平たく広大な形なので全部回るには2時間かかる。そこまで時間はとれないので半分だけ、無限マークの形の散策道の∞の半分の〇だけを歩いて行こう。天上山の最高地点がある方をね。
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天上山は火山だ。火口がいくつもある為、このような形になったとか。
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カルデラとまではいかないけど、山の上に池があった。
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『ババア池』のアの文字が消されている。
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お年頃のマダムの怒りを買って消されてしまったのだろうか。

360度展望ができる場所から見まわすと、遠くに人の気配が。
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あそこが天上山の最高地点なんだろう。
さっきまでずーっとひとっこひとり誰もいなくてこの山にオレだけなのかと心配したけど、人の存在を確認すると急に安心するようになった。

それでは最高地点へ向かいましょうかね。
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途中、地元の学生が描かれたと思われる看板があっちこっちに立っていて、見るとどれもほっこりする内容なので見ていて楽しい。

最高地点へ向かう分岐から見下ろせる『表砂漠』
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丸太ベンチやテーブルがたくさんあって休憩することが出来そう。本気で行こうかと思ったけど、時間もかかりそうだったのでパスした。
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大島にも砂漠はあったけど、ここにも砂漠と呼べるものがあったんだ。
日本に唯一 砂漠と呼べる場所がなんと東京都にあるなんて、やっぱりロマンだなぁ。
※鳥取砂丘は気候的に砂漠とは言えないらしいです。

そして、ついに天上山最高地点へ向かう道に取り付く。


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by moriyart | 2018-04-07 11:49 | 神津島