2019年 03月 02日
その2(満観峰3)
12時半、『満観峰』山頂に到着。
山頂に休んでいる人がたくさんいた。
ベンチやテーブルがたくさんあるが、見晴らしのいいところのテーブルはほぼ誰かが座っている。どこかに無いかと山頂を探して歩く。まあ無かったら地べたでもいいけどね。
木に囲まれた場所が空いていた。
景色は見えないけど、そのかわり風を防いでくれそうだ。ここにしよう。
すぐ横に祠があったので、賽銭を入れて(場所を貸してください)と念じた。
腹へったー!
そしてめちゃくちゃのどが渇いた。たいした山道じゃないだろうと勝手に思い込んで飲料水を少なめに持ってきたので、のどが渇いても飲むのをセーブしていた。『山頂着いたらビール…山頂着いたらビール…』と呪文の様に繰り返し詠唱し、開栓後ひと口目のビールの味を夢見ていた。
どうせなら『つまみを食べながら飲もう』と持ってきたのは『豚肉のプルコギ』。
ちゃんと火を通そうと丁寧に焼いた。
ちょっと曇ってきたけど、お天道様に乾杯!
ぐーっと一口目を大量に流し込んだ。
くぅ~~!うんめぇえええ!
前かがみになって目が><になって声を出してしまった。決して知り合いには見られたくない。
ぬるいビールは絶対に許せない。キンキン冷やすために大量の保冷剤と共に保冷バックに入れてきた。ゆえに重かった。ゆえにウマい。
弱火にかけたままジュージュー音を立てているプルコギを食べた。甘辛い味でうめぇ。
嗚呼!幸せすぎて猟銃で撃たれてもイイ!(しつこい)
あー、山で食べるならジビエでも面白いかもね。猪肉なら難易度低そうだ。(共食いじゃん)
のどが渇いていたのと空腹だったのとで、ビールもプルコギもあっという間に無くなってしまった。
プルコギはつまみで持ってきたので、昼メシを作ろう。
人参と玉ねぎのみじん切りにひき肉を加えて炒めて、それにカレーうどん用の汁を加えた。和風感を出したかったので めんつゆを少し加えた。
凍らせた冷や飯を入れて煮込んでいる時に、やっぱりもうちょっと酒が飲みたくなったので追加で梅酒を飲んだ。
一応、補助で持ってきたんだけど、やっぱり飲んじゃうのね。アル中じゃん。
あんまり酔い過ぎると転んでケガをしそうなので自制するつもりだったけど…。やっぱダメだったか。
梅酒を飲み飲み、とろけるチーズをのせて、緑色がほしかったからブロッコリー乗せて完成、
『山のチーズカレーリゾット』
うーん…。
なんかね、ビジュアルが思い描いてたのとちょっと違う。
もっとこう…ごはんの粒感があって、チーズがトローリしてて。
こんな感じ←クリックでGoogleの画像検索
あー…汁が多過ぎなのか。水没しちゃってるからご飯もチーズも隠れちゃうんだ。
これだと昭和時代の山際とか畑の隅にある肥しを溜めとく例のアレみたいじゃん。落ちたことあんだよね、オレ。
とりあえず食べてみる。味はまあ大丈夫だ。ただ、思ったよりニンジンが硬かった。けっこう火を入れたつもりだったけどね。
いやまて、味に慣れてきたらウマい!味的には大成功だ。和風味だし、チーズもよく合う。
あーでもやっぱ汁っぽくてリゾット感がね…雑炊みたい。おしい!
空になった酒缶二つに、空になったフライパンとメスティン。あとゴミ少々。酔っぱらってるから片付けるのだりぃ。
満腹の腹をさすりながら立ち上がると風がちょっと寒い。知らぬ間に陽も陰ってしまった。
もう13時半になるし、そろそろ行きますか。
本当は山頂の芝生の上で寝ようかと思ってレジャーシートまで持ってきてたが、時間が押したのと陽が陰って寒いのとで、山頂の滞在を切り上げて片付けた。
全てをパッキングしてから広い山頂をぐるっと一周歩いた。
遠く富士山が霞んでいる。
『満観峰山頂全天球画像』←クリックで全天球画像
13時42分、満観峰から下山を開始した。
満観峰からの帰りは往路に戻らず、静岡に向かって尾根を縦走していく。
これをナメていた。
かなりの道のり&アップダウンの多さ。
それだけでもけっこう大変なんだけど、満腹&ほろ酔いでダルさMAXであった。特に酔った状態での登り返しは身体にガツンと来る。
後悔してもしょうがないのでちょっとずつ残りの道を削っていくつもりで黙々と歩いていく。
途中、『朝鮮岩』に立ち寄った。
ちょっと狭めな小高い場所だが、眺めがとてもよかった。
眼下に広がる街並みは『駿河区』なんだろう。
数えきれないほど建ち並ぶ住宅やビルなどの建物。それに付いている無数の窓。そのひとつひとつの窓の中各々に人生があって、それぞれがオレの知らない生活を送り、オレが考えもつかない悩みとかを持ってたりするんだろうなぁ。今、あっちの窓では悲しい喧嘩が。こっちの窓では幸せな報告が。離れた窓では深刻な悩みで頭を抱える人が…。
夜に眺めたら各窓に電灯が灯って いっそう人々の生活を感じるのかもしれない。
こんだけ人がいるし、いろんな悩みがあるだろうから、自分の悩みなんてちっぽけだなんて…
思わねぇわな。
それとこれとは違うわ。
『朝鮮岩』←クリックで全天球画像が見れます
15時半、人里に下りてきた。
そのあと街中を歩き、『安倍川駅』から電車に乗って帰ってきた。
たまにはこういうのもいいかな。とりあえず疲れたよ。
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山頂に休んでいる人がたくさんいた。
ベンチやテーブルがたくさんあるが、見晴らしのいいところのテーブルはほぼ誰かが座っている。どこかに無いかと山頂を探して歩く。まあ無かったら地べたでもいいけどね。
木に囲まれた場所が空いていた。
景色は見えないけど、そのかわり風を防いでくれそうだ。ここにしよう。
すぐ横に祠があったので、賽銭を入れて(場所を貸してください)と念じた。
腹へったー!
そしてめちゃくちゃのどが渇いた。たいした山道じゃないだろうと勝手に思い込んで飲料水を少なめに持ってきたので、のどが渇いても飲むのをセーブしていた。『山頂着いたらビール…山頂着いたらビール…』と呪文の様に繰り返し詠唱し、開栓後ひと口目のビールの味を夢見ていた。
どうせなら『つまみを食べながら飲もう』と持ってきたのは『豚肉のプルコギ』。
ちゃんと火を通そうと丁寧に焼いた。
ちょっと曇ってきたけど、お天道様に乾杯!
ぐーっと一口目を大量に流し込んだ。
くぅ~~!うんめぇえええ!
前かがみになって目が><になって声を出してしまった。決して知り合いには見られたくない。
ぬるいビールは絶対に許せない。キンキン冷やすために大量の保冷剤と共に保冷バックに入れてきた。ゆえに重かった。ゆえにウマい。
弱火にかけたままジュージュー音を立てているプルコギを食べた。甘辛い味でうめぇ。
嗚呼!幸せすぎて猟銃で撃たれてもイイ!(しつこい)
あー、山で食べるならジビエでも面白いかもね。猪肉なら難易度低そうだ。(共食いじゃん)
のどが渇いていたのと空腹だったのとで、ビールもプルコギもあっという間に無くなってしまった。
プルコギはつまみで持ってきたので、昼メシを作ろう。
人参と玉ねぎのみじん切りにひき肉を加えて炒めて、それにカレーうどん用の汁を加えた。和風感を出したかったので めんつゆを少し加えた。
凍らせた冷や飯を入れて煮込んでいる時に、やっぱりもうちょっと酒が飲みたくなったので追加で梅酒を飲んだ。
一応、補助で持ってきたんだけど、やっぱり飲んじゃうのね。アル中じゃん。
あんまり酔い過ぎると転んでケガをしそうなので自制するつもりだったけど…。やっぱダメだったか。
梅酒を飲み飲み、とろけるチーズをのせて、緑色がほしかったからブロッコリー乗せて完成、
『山のチーズカレーリゾット』
うーん…。
なんかね、ビジュアルが思い描いてたのとちょっと違う。
もっとこう…ごはんの粒感があって、チーズがトローリしてて。
こんな感じ←クリックでGoogleの画像検索
あー…汁が多過ぎなのか。水没しちゃってるからご飯もチーズも隠れちゃうんだ。
これだと昭和時代の山際とか畑の隅にある肥しを溜めとく例のアレみたいじゃん。落ちたことあんだよね、オレ。
とりあえず食べてみる。味はまあ大丈夫だ。ただ、思ったよりニンジンが硬かった。けっこう火を入れたつもりだったけどね。
いやまて、味に慣れてきたらウマい!味的には大成功だ。和風味だし、チーズもよく合う。
あーでもやっぱ汁っぽくてリゾット感がね…雑炊みたい。おしい!
空になった酒缶二つに、空になったフライパンとメスティン。あとゴミ少々。酔っぱらってるから片付けるのだりぃ。
満腹の腹をさすりながら立ち上がると風がちょっと寒い。知らぬ間に陽も陰ってしまった。
もう13時半になるし、そろそろ行きますか。
本当は山頂の芝生の上で寝ようかと思ってレジャーシートまで持ってきてたが、時間が押したのと陽が陰って寒いのとで、山頂の滞在を切り上げて片付けた。
全てをパッキングしてから広い山頂をぐるっと一周歩いた。
遠く富士山が霞んでいる。
『満観峰山頂全天球画像』←クリックで全天球画像
13時42分、満観峰から下山を開始した。
満観峰からの帰りは往路に戻らず、静岡に向かって尾根を縦走していく。
これをナメていた。
かなりの道のり&アップダウンの多さ。
それだけでもけっこう大変なんだけど、満腹&ほろ酔いでダルさMAXであった。特に酔った状態での登り返しは身体にガツンと来る。
後悔してもしょうがないのでちょっとずつ残りの道を削っていくつもりで黙々と歩いていく。
途中、『朝鮮岩』に立ち寄った。
ちょっと狭めな小高い場所だが、眺めがとてもよかった。
眼下に広がる街並みは『駿河区』なんだろう。
数えきれないほど建ち並ぶ住宅やビルなどの建物。それに付いている無数の窓。そのひとつひとつの窓の中各々に人生があって、それぞれがオレの知らない生活を送り、オレが考えもつかない悩みとかを持ってたりするんだろうなぁ。今、あっちの窓では悲しい喧嘩が。こっちの窓では幸せな報告が。離れた窓では深刻な悩みで頭を抱える人が…。
夜に眺めたら各窓に電灯が灯って いっそう人々の生活を感じるのかもしれない。
こんだけ人がいるし、いろんな悩みがあるだろうから、自分の悩みなんてちっぽけだなんて…
思わねぇわな。
それとこれとは違うわ。
『朝鮮岩』←クリックで全天球画像が見れます
15時半、人里に下りてきた。
そのあと街中を歩き、『安倍川駅』から電車に乗って帰ってきた。
たまにはこういうのもいいかな。とりあえず疲れたよ。
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by moriyart
| 2019-03-02 13:48
| 焼津アルプス