2019年 08月 12日
その4(御嶽山)
記 録
活動時間:6時間41分
移動距離:10.1km
高低差:1254m
累積標高(登り/下り)
1,417m / 1,421m
カロリー:2902kcal
感 想
いつか登りたかった御嶽山。
あれだけの規模の噴火では、もう一生登れないんだろうとあきらめていた。
去年に一週間くらい規制が解除になり、今年は夏中に解除になった。
登ることができて本当にありがたい限りだ。
あの頃の爪痕が今でも残るけど、登山道には楽しそうに登る親子、白装束に身を包んだ登拝者などたくさんの人達がいた。そんな人たちも山頂直下の慰霊碑に手を合わせ、被害に遭われたかた達を慰霊していた。
御嶽山は、昔は誰でも登れたわけじゃないらしい。Wikiには、
『麓で75日または100日精進潔斎の厳しい修行が必要とされ、この厳しい修行を行った者だけに年1回の登拝が許されていた』
と書いてある。そして山小屋の『女人堂』より上は女人禁制だった時代もあったのだそうだ。
いろんな意味で厳しい山だけど、知れば知るほど魅力がある山だと思った。
御嶽山から下りてきて数日後、去年登った『浅間山』が噴火したとニュースで知った。
しかも今回の噴火はまったくの予兆無しとのことだ。
浅間山は噴火する前にいろんな予兆を出す『優等生的な山』と、どこかで読んだことがある。それが今回まったくの予兆無しの噴火となれば、いかに噴火の予測が難しいのかを思い知らされたことになる。
去年浅間山に登ろうと思ったときは、『規制解除された今に登らなければ、もしまた規制されて数年間登れなくなったら後悔する』と急いで登ったのを思い出した。
そう思えばあの時登っておいて良かったと感じた。火山警戒レベル3の今はもう前掛山どころか外輪山の黒斑山にすら近づけなくなってるからだ。
今回は御嶽山を下りてきてから浅間山が噴火したけど、計画前の噴火だったら御嶽山は登ったのだろうか…なんとも言えない。一応気象庁の火山情報を見て、予兆が無いから大丈夫だろうと御嶽山に登ったので、『予兆無しの噴火もある』なんて知ったらたら悩んでしまったかもしれない。
やっぱり運の要素も大きいんだろうね。だって自然が相手だもん、モンク言えないじゃん。
『山に登る』というより『登らさせていただいてる(なんか変か?)』って言った方がいいのかもしれない。自然の力は本当に計り知れない。だから魅力的なんだろうね。
山に登ると下界との違いにいつも『異世界だ!』なんて思ったりするけど、この山はさらに特別な異世界感がする。景色だけではなく、空間に漂う何かが違う。それが霊山ゆえなのか。
オレみたいなチャランポランは登って良いのかな?
御嶽山
おしまい
.
活動時間:6時間41分
移動距離:10.1km
高低差:1254m
累積標高(登り/下り)
1,417m / 1,421m
カロリー:2902kcal
感 想
いつか登りたかった御嶽山。
あれだけの規模の噴火では、もう一生登れないんだろうとあきらめていた。
去年に一週間くらい規制が解除になり、今年は夏中に解除になった。
登ることができて本当にありがたい限りだ。
あの頃の爪痕が今でも残るけど、登山道には楽しそうに登る親子、白装束に身を包んだ登拝者などたくさんの人達がいた。そんな人たちも山頂直下の慰霊碑に手を合わせ、被害に遭われたかた達を慰霊していた。
御嶽山は、昔は誰でも登れたわけじゃないらしい。Wikiには、
『麓で75日または100日精進潔斎の厳しい修行が必要とされ、この厳しい修行を行った者だけに年1回の登拝が許されていた』
と書いてある。そして山小屋の『女人堂』より上は女人禁制だった時代もあったのだそうだ。
いろんな意味で厳しい山だけど、知れば知るほど魅力がある山だと思った。
御嶽山から下りてきて数日後、去年登った『浅間山』が噴火したとニュースで知った。
しかも今回の噴火はまったくの予兆無しとのことだ。
浅間山は噴火する前にいろんな予兆を出す『優等生的な山』と、どこかで読んだことがある。それが今回まったくの予兆無しの噴火となれば、いかに噴火の予測が難しいのかを思い知らされたことになる。
去年浅間山に登ろうと思ったときは、『規制解除された今に登らなければ、もしまた規制されて数年間登れなくなったら後悔する』と急いで登ったのを思い出した。
そう思えばあの時登っておいて良かったと感じた。火山警戒レベル3の今はもう前掛山どころか外輪山の黒斑山にすら近づけなくなってるからだ。
今回は御嶽山を下りてきてから浅間山が噴火したけど、計画前の噴火だったら御嶽山は登ったのだろうか…なんとも言えない。一応気象庁の火山情報を見て、予兆が無いから大丈夫だろうと御嶽山に登ったので、『予兆無しの噴火もある』なんて知ったらたら悩んでしまったかもしれない。
やっぱり運の要素も大きいんだろうね。だって自然が相手だもん、モンク言えないじゃん。
『山に登る』というより『登らさせていただいてる(なんか変か?)』って言った方がいいのかもしれない。自然の力は本当に計り知れない。だから魅力的なんだろうね。
山に登ると下界との違いにいつも『異世界だ!』なんて思ったりするけど、この山はさらに特別な異世界感がする。景色だけではなく、空間に漂う何かが違う。それが霊山ゆえなのか。
オレみたいなチャランポランは登って良いのかな?
御嶽山
おしまい
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by moriyart
| 2019-08-12 09:43
| 御嶽山