どこかに行きたい

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カテゴリ:乗鞍岳( 6 )

乗鞍岳

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by moriyart | 2012-10-23 23:34 | 乗鞍岳

その11

駐車場まで戻ってきてラストイベント。3人で温泉。
昨晩は他のお客がいなかったので貸し切り状態。今日は残念ながら一人先客がいらっしゃる。せまい湯船に4人はちょっぴり窮屈かもしれない。U君が風呂の淵にしゃがみかけ湯をしているときに先客のオジサンがたぶん気を利かせて湯から出た。

やった!やっと貸し切りになったね!

(おい!コラ!まだお前の後ろで体拭いてるじゃんよ!)
オレは(゚Д゚)こんな顔になってしまい、オヤジと目が合う。

あわわわわわわわわ… 

あわてて取り繕って言う。『みんなで入るからええんだよー(うわずってる)』とフォローになってない。
前にU君の母さんがU君に『余計な事言うんじゃない!』って言ってるのを聞いたことあるが、

ジャスト今ですわ…
でもまあ気持ちもわからなくもない。まだまだ子供だもん。成長していくうちに空気の読めるようになるもんだ。空気の読めすぎる小学生なんて可愛くなんてないだろう。いいんだ、これで…と、うんうんとうなずく。


さて、もう午後になる。組長たちは高速道路で、オレは経費削減の為 一般道で帰る。なのでここでお別れだ。3人のハイキングはとてもとても楽しゅうございました。U君は常に何かをしゃべり続け、相手をしてれば長い距離も長い時間もあっという間に過ぎていく。独りじゃないってぇのはこういうことなんだなと よくわかった。 ハイクのペースとタイムスケジュール、食事のタイミングなど無理なく楽しく世話してくれた組長もお見事。 いっそのこと山岳ガイドでもやってくれ。
そして今回、U君から教わったとてもタメになる単語。多摩川がアマゾン化していく現象を

タマゾンという

たぶん半年は忘れないと思う。ありがとうU君。1分間笑ったよ、大声で。

さーて、ここから自宅まで高速ナシなんて背筋も凍る様な行程を気合いで乗り切りますかね。いったい何時に着くことやら。


(出発13時40分→到着21時でした)
おしまい
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by moriyart | 2012-08-25 14:26 | 乗鞍岳

その10

乗鞍最高峰を後に下山した。途中U君が『かもめが翔んだ日』を歌いだした。それはオレにも伝染しオレも歌う。頭から離れず永久ループ。乗鞍でソレを歌った人って今まででいるかな。
で、この写真のポーズはカモメだそうな。
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♪ハーバーライトが朝日~に変わ~る~♪

…と、U君が尻もちをつく。
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なかなか立ち上がらない。組長が軽く叱る。なんだろ自分の中で何かと戦ってるみたいだ。
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何か知らんがガンバレ少年よ。それを飲み込んでたくましくなれ!

休憩所まで下りてきた。
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さあ、いよいよこの山ともさよならだ。最後にもう一枚みんなで写真を撮ろう…と組長の提案。U君今度は自分で全部セッティングしたいと言う。三脚の取り付け、構図、ズーム、セルフタイマーすべてU君の操作。できた写真がコレ。
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お見事!目の覚めるような出来栄えです。オレが撮るのよりお世辞抜きで上手ですわ。
やるときゃやるじゃんよ。…にしても なんつう格好だオレ。
やっぱり写真は一人で取るよりみんなで撮るほうが画像の中に物語ができる。
昨日撮った上高地と今日の乗鞍。相変わらずの”気をつけ”でなんのメッセージ性も無い。乗鞍のほうはやっぱり言葉がいらない何かがある。
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ってかこうやってみるとこの少年はどちらかの子供さんなんだろうとここにいる知らない人は そう思うだろうが片方は“組長”、もう片方には“ちゃん付け”で呼んでいる。父親らしい呼び方の生き物がいない。なので はたからみれば父親不在の謎の集団となる。
ま、コレもきっと山がゆるしてくださるだろう。

途中雪渓があり雪渓の中へ入る。8月も終わりなのに雪ってぇのはすごい。
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まだ知らぬ自然がこんなにもあるのか。山ってすごいなぁ。

嫌いな蜂を自らパチリ。
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ついでに高原の芋虫をパチリ。子供らしい被写体選びだ。
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これはもし雷が来たときにオレが奥さんと息子を避難させる小屋の場所を家族に教えるために写真をU君プロデュースで撮りました。もちろんポーズも細かく指示されました。周りにお客さんが結構いて、かなーり恥ずかしかったです。
住んでるところで雷が鳴ったら260km移動してここに避難するのか…。なんて無駄な…。
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by moriyart | 2012-08-25 14:15 | 乗鞍岳

その9

午前8時過ぎに山頂に到着。
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とんがって先の細い岳なのでわずかな移動で360度の雲上大パノラマだ。天気ええなぁ。ゆえに紫外線が半端ない。ジリジリと音がしそうだ。しばしの間大自然の観賞。

ここで3人で写真でも。さっきまではミニ三脚伸ばして撮っていたがここには数人お客さんがいる。人の良さそうなオジサンにカメラを手渡してお願いする。撮った後、確認してくださいと言うオジサンから手渡されたデジカメの画像をみて一言、
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『小さいな…』


引き気味で人物が小さく撮れているのが気に入らないらしい。ひぃぃぃ!なんて事言うんだこの小僧め!  オジサンいい人、もう一枚を慣れないズーム操作で一生懸命撮ってくれた。オジサン恐る恐るU君に撮った画像を見せてこれでいいかなと合否を仰ぐ。
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『うん、いいよ』


気絶しそうになった。
見知らぬ人にも上からかよ。このおじさん、後生写真は撮らなくなったに違いない。
今度は意味もなく突っ立っている組長とオレにカメラを向ける。
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納得いく構図を模索しているのか、いつまでたってもシャッターを切らない。周りにいる人たちがそれに気づいてカメラの前を横切らないように止まって待っていてくれる。長ぇ、そのうち雑談していた人達も話すのを止めU君一人に全員注視する。風の音しかしなくなった。やべー恥ずかしい。3000メートルオーバーで数人から注目を浴びる君は山岳アイドルよ。オレはなぜか息を止めている。
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この画像の表情は自分でもわかるほど困った顔をしている。この状況に耐えられなくなってきた。はやくしろよ~!と懇願してもマイペース。ここにいる他の人の心中は

『子供だから仕方がないコドモダカラシカタガナイコドモダカラコドモダ…』

と呪文の様に呟いていただろう。シャッターを切った瞬間山頂にいる人全員の達成感は半端ない。そして黙って止まってた人が全員動き出す。ホントまるで時が止まっていたのが解除されたかのよう。おまえはスタンド使いかい。
オレはどっと疲労感&こめつきバッタ謝り状態。
ごめんなさいごめんなさい。
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by moriyart | 2012-08-25 13:26 | 乗鞍岳

その8

すぐ近くの荒天時の避難所?の様なところで朝食。
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昨日より一層寒いところなのであたたかい味噌汁がうまかった。インスタントゆうげなんだけどね(あさげじゃないのかい)
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さて、オレの同行もここまで。乗鞍来たんなら最高峰に登りたい。しかしこの擬似親子は昨日登頂済みなので 昨日今日同じ場所に付き合ってもらうのも悪いから。また乗鞍のどこかで偶然会ったら面白いじゃんねと言って片づけ始めたが、なんとU君3人みんなで一緒に行動したいと言いだした。

はい?

普・通・は、大人のオレがそちらに合わせるのだが30も年下の小学生が後から来た輩の希望に乗ってくれた。組長曰く、今回はU君の希望にすべて沿う と言っている。剣ヶ峰に付き合ってくれることに。いやあ、わりぃねわりぃね。今回の一番のワガママ大賞はわたくしですわ、ハイ。
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そうなりゃ移動。先頭は組長、間にU君はさんでしんがりはオレ。
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ペース配分は組長まかせ。歩いているさなかオレの富士登山の時の歩くペースはどれぐらいかと組長に聞かれた。うーん、この1・5倍かなぁ。それじゃあ高山病になるわい、と。はい…おっしゃる通りでめんぼくない。U君からも乗鞍での歩き方の指摘とおしかりをもらう。けっこう上からだ。
く…仕方ない、君は前日登頂により一日先輩だ。

ははぁ、仰せのとおりにぃ

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途中組長からU君への草花の名前の質問をしていた。ここ2~3日でたくさん覚えたらしいが、まだまだ答えられないものも多数。もらったパンフを広げて確認。
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道のりは平坦から岩場など多彩だ。しかしどこからも開放的な景色を見下ろす事が出来る。よく考えてみれば今オレらは3000メートル近いところにいるんだ。そりゃ雲も下に見えるはずだ。
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そんな3000メートル級の山岳で今朝からいや昨日からず~~~っとU君が口にする単語は蜂が~、アブが~。その2単語は昨日今日で数万回聞いている。この先聞くであろう回数の一生分をはるかに超えている。どんだけ蜂とアブが怖いんかい。
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別の話題で盛り上がっていても突然回帰する『蜂が~、アブが~』

うるさい!

きっと山頂にはいないから、となだめても残念ながら山頂にも蜂がいました。オレもU君も残念。ってか熊も出るらしい。蜂なんかよりよっぽど熊のほうがこわいのだが、やっぱりどうも蜂らしい。あ~また蜂蜂騒いでる。いま言ったので蜂が2万8453回目。
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by moriyart | 2012-08-25 13:14 | 乗鞍岳

その7(二日目)

二日目
午前二時にスマホのアラームが鳴る。チューハイ2本飲んでよく起きれた。やるじゃんオレ。倒したシートから起きあがって隣の車を見れば真っ暗な車内から携帯の明るい画面が動いている。あっちもアラームか。まあアイツはもともと寝坊なんてしないしな。
みんなでゆっくり支度して御来光バス乗り場に3時くらいから並び始めた。けっこう涼しい…てか寒い。乗務員のおっちゃんは半そでなのだが寒くないのだろうか。数十分バスに揺られ目指すはもっと標高の高い場所へ。こっちのバスも満席状態。少し眠たいのをガマンしているうちに到着。
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あたりは暗いが足元は見える。
大黒岳に登り、白む東の空を眺めながら日の出を待つ。
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持ってきたデジカメをU君に手渡す。このカメラで好きなように撮ってちょーだいな。
『たぶん壊しちゃうから…』と遠慮気味。ははは、壊すの前提での答えか。過去に何かあったんかい。2メートルの高さから落としても水中に落としても壊れないから…と、も一度手渡す。
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U君撮影写真
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うーん…シャッターボタンの“半押し”を覚えましょうかね…
山も雲も組長もみんなオレンジ色。
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みんな見ている方角も一緒。初日の出じゃないけどおてんとさんへ合掌。 
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ら い は い
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by moriyart | 2012-08-25 12:54 | 乗鞍岳