どこかに行きたい

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カテゴリ:焼津アルプス( 7 )

その3(満観峰)

記 録

活動時間:1時間25分
活動距離:5.89km
高低差:446m
累積標高上り/下り
515m / 515m
カロリー:539kcal
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感 想

急に決まった地元の山の散策。
地元だし里山だからちょっとだけ腕試しをしてみようと、今までの山登りと週末のジョギングの集大成として 無理せず楽しく感じれる程度のスピードハイクをトライしてみた。結果、休憩も含めてコースタイム3時間の半分で下りてくることができた。これで無事ならなんの問題も無いのだが、
コロッと捻挫してるようじゃ山歩きの技術の程度も知れてんじゃ無いのかな?集大成ってなんのですかね?(呆れ)

…山歩きに自信が持てるようになるのは、まだまだずーっと先の様だ…。

山から下りてきた日は足の痛みは無かった。しかし翌日、あまりの痛みに足をひきずって歩かなければならないほどだった。階段を下りることが非常に困難だった。
これがもし、一泊の山行だったとしたら、グラした翌日は大変なことになってしまったことになる。

それならホントにしっかり反省するのであれば、グラしたあとにまだ歩けそうなら、山頂を目指さず すぐに下山をした方がいいんだろう…と、あまりにも当たり前な事を今さら思い知った。

まあ、マイナスな事はほどほどにして、

静岡の山は山頂から海が近くに見えるので、低山でも本場アルプス(北や南)に負けない景観の良さがある。山深い北アルプスは、どこまでも折り重なる山々が見えるが、見えるのは山ばっかである。(いやそこまででもないけどさ)
静岡の山は、山と平野と海がセットで見れるので、ここが静岡の山の強みだ。しかも景色に富士山がミックスされるので、もう最強なのである。

今度は浜当目の海岸の『虚空蔵山』から登り、稜線を経て満観峰や高草山を縦走する『焼津アルプス』の大縦走をやってみようと決意した。
まあ、低山だから秋か冬にやらないと暑いわ虫がすごいわで無理だと思うから寒くなるまでのお楽しみとします。



つい最近、友達の『9』と電話で話した時に、高校の遠足で登った山が満観峰だったというのを聞いて、”ああ!そうか、どの山だったか忘れてたよ”と懐かしい記憶がよみがえった。
言われてみれば、そうだそうだ!帰りは駅まで歩いて電車に乗って帰ったっけ。

あの頃はやる気が無かったし、山を歩くなんてアホらしかったから、山の名前なんか覚える気が無かったよ…。思い出すのは登りながら友達とジャレてゲームとJOJOの話をしてたくらいだったような気がする。
まさか数十年後に山が好きになって、もう一度登り返すだなんて本人ですらわからなかったからさ。

とは言ったが、実は10年近く前に仕事でこの山に登っている。

『わが社の名が入った備品が山頂に放置されているという電話がきたので回収してきてはくれないか?』
そんな指令を受けて先輩と二人で雨の日に作業車で向かったことがあった。今思えば農道を2トンロングトラックで、よく走る気になったもんだと若かりし頃の自分を今になって褒めた。
満観峰の裾野を縦横無尽に走る農道をできるだけ山頂に近い所まで登り、そこから徒歩で山頂に上がった。その日は雨が降っていて、分厚い雨合羽と長靴を履いて登ったのだ。

山頂に着いたとたん、あまりの疲労に先輩が東屋のベンチに仰向けに倒れ込んだ。
オレは景色を眺めるも、雨で霧が出ているので全く景色なんて望めなかった。

帰りは抱えるほど大きい備品3つを持ち、雨で滑る登山道を苦労しながら下りてきた苦い記憶が蘇った。そんな山だったのである。

それも今となっては良い思い出である。


地元の低山、やっぱりナメちゃいかんね。見直さないと。それなら実家の裏山に久しぶりに登ってみようかな。
虫と藪がすんごそうで、思った瞬間”うへぇ…”となった。
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満観峰
おしまい











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by moriyart | 2018-05-28 18:39 | 焼津アルプス

その2(満観峰)

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16時ちょうど、満観峰山頂に到着。
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広い!思ったより広かった。
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夕方なのでほとんどの人が下山してしまった後の様だ。おっちゃん二人組だけがいた。
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一応 木は生えているが、景色が開けているビューポイントはあるので素晴らしい景色を見ることができる。

ベンチやテーブルがあるのでお弁当を広げることもできそう。
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とても広いので、小学生の遠足で ひと学年くらいは余裕で滞在できそうだ。
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焼津なので海が近い。当たり前だが海が見える。
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ちょっと雲に隠れてしまっているが、富士山も見えた。
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ペットボトルの残量1/5程度。
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まあ、行けるかな。カラッとしてるから蒸し暑くないし。

登頂の証明写真を撮りたいけど、おっちゃん達遠いし、何よりスマホなので撮り方を説明するのがメンドくさい。
セルフタイマーの機能はあれどスマホゆえ薄いので自立してくれない。
しかたないので手に持って自撮りした。
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オレ、近っ。
頭に巻いたタオルがおっさん丸出しなんだよね。

さて、下りますか。カミさんは今晩会議だし、帰りにスーパーでお米とペットのお茶を買って帰らないとだし。
グラした足の調子を確認する。
やっぱりなんかじゅわ~んとしてるけど、痛くないから大丈夫そうだ。

なごり惜しいが下山を開始する。

下山路はずっと駆け下りて行った。緩い勾配で走りやすい状態の土なので気持ちよく駆け下りて行く。手に持ったペットの中身がチャプチャプ泡立っている。
この勢いでまた足をグラせば確実に病院行きになるので足元の地面の状態を集中して観察していた。
そうやって思えばトレランの人ってすんげぇなぁ。ずーっと集中してるのか。

花沢の里まで下りてくると、オレが登りの時にすれ違った下山者に追い付き、追い越していく。そりゃそうか、こっちは走ってるもん。

持っていった飲料もちょうど飲み切った。
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今日はカラッとしていたので助かった。蒸し暑かったらとてもこの量では足りなかっただろう。上空に寒気が下りてきているらしいので、ちょっとだけひんやりしていたのも良かったのかもしれない。

16時40分、下山完了。
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はよはよ!お米を買って帰らないと!










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by moriyart | 2018-05-28 17:50 | 焼津アルプス

満観峰

山へ向かって家を出たのは14時半だった。

なんでこんな遅い時間にと思うが、それは突然決めたからである。
本当は他県の山に行きたかったが、家族の体調不良。寝込むほどでは無いにしても遊びに出るのはなんとなく忍びない。
カミさんがゆっくり休んでいる時に息子くんを連れ出して海岸にでも遊びに行こうと決めていた。息子くんは水場が好きなのであった。

午後に息子くんを海へ誘ってみると、なーんかノッてこない。気のない返事。
じゃあ何がしたいの?と聞いてみれば、youtubeが観たい、と。

『OKOK、それならオレは久しぶりにパソコンでもイジッてネットでもやるよ』と部屋に籠った。


1時間ほどモニターの前に座っていたら、なんかモーレツに”もったいない”という感情が襲ってきた。

カミさんは体調悪いが、復帰のためにあえて体を起こしている。今晩の子供会の役員会に行くためだ。いつもオレは好きな場所へ行かさせてもらってるから、たまには息子くんと外で思いっきり遊ぼうと思って山へ行くのをあきらめたんだ。でもその息子くんはYouTubeを観ながらバカ笑いしている…。

あれ?あれ?
もしかして普通に山へ行けたんじゃ…。誰にも『行くな』とは言われてないのにムダに気を使って行くのを止めたのは自分のせいなんだけどさ、なんかちょっとさみしくなった。


よし!今から行こう!

カミさんにそれを告げると当然ながら『え?』と返ってくる。それでも反対するわけでもなく、見送ってくれた。息子くんはまだYouTubeに夢中だ。

行き先は地元の山。いつか行こう行こうと思っていてもなかなか行けなかった『満観峰』、この山だ。

オレの中では地元の里山だし、ガチガチの登山スタイルじゃなくても行けるだろうと、ザック無しの身軽なスタイルで行こうと決めた。
んなら、服装もラクにしよう。
今着ているのは化繊のTシャツにジャージのハーフパンだ。休日のお父さんスタイルである。
このままでもいいかなと思ったけど、Tシャツの下にピチピチアンダー、半ジャージの下に機能タイツを穿いた。頭にはタオルを巻いて。

お、なんかちょっとだけトレランっぽい。(どこがじゃ)
これで行こう。


15時過ぎ、『花沢の里』駐車場にやってきた。
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こんなに遅く山に登り始めるのは大人になってからは初めてである。
幼い頃は、学校から帰ってきて友達と夕方から登るなんてのはザラだったんだけどね。

ジョギングシューズとトレッキングシューズと、どちらを履こうか悩んだが、山だし何かあっても困るのでトレッキングシューズにした。
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部屋着の下にアンダーシャツやタイツを穿いただけ。しかし誰もコレが部屋着だったと気づくまい。(と思っているのは本人だけとか…)
今回はリュックを背負ってないのであまり物を持つことができない。ポケットに入れても駆けたりした時の振動で落ちてしまってもイヤなので右手にペットボトル、左手にスマホを持って15時10分、いざ!満観峰へ出発。

駐車場から先は『花沢の里』を軽く走って登って行く。
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長屋門造りの民家が建ち並んでいる。
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とても風情がある伝統的な家並みだ。なんとなーく実家の実家(ご先祖様が住んでいた所)に似ている。
宅急便の佐川急便がこの付近の配達を終えて、配送車の転回をしているが、狭くて切り返しを何度もして大変そうだった。

最初のうちは道沿いを駆け上がっていったが、なかなかの勾配で途中から歩いてしまった。
時間はもう15時をとっくに超えているので、山から下りてくる人とすれ違う。老若男女けっこうな人数だ。

里のはずれまで来た。
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ここから登山道の始まりだ。

よく見るような山道に変わった。
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途中、農道を横切る。
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その先を登ると沢があった。
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もうけっこう山の上なんだけどわりと流量が多い。
花沢川の源流なのかな?わかんないけど。

なにやら建造物がある。
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防火水槽?やっぱりわかんない。

ここで高草山と満観峰への道が分かれる。
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今回は満観峰へゴー!

道の勾配は緩くなり、非常に歩きやすい道になった。
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軽快に歩いて行く。

その時の事をあまり覚えてないが、木の根を避けて着地した左足が少し横を向いていたらしく、グリっと足をグラしてしまった。
ポキポキッ…と、大きく乾いた音が響いた。
ぎゃあああ!折れたぁああ!

…というのは冗談だが、グラしたのは確かだ。最近、全身の関節から やたらポキポキと音が鳴る。椅子から立ち上がっただけでも体のいたる所からポキポキ鳴る。ナゼか腕の関節からも鳴る。まるで民族楽器。
今回の骨が折れた様な音もただの関節の音なんだけどハデに鳴るのでちょっと心配だ。

やべぇ…久々にやっちゃったぁ~…

立ち止まって足の様子を確認。
足の甲の外側がじゅわ~~んとした妙な感覚がする。
曲げたりしてもそれほど痛まないので、恐る恐る歩き出した。

んー…いけそうかな?
しばらく歩いていても痛みがひどくならないので、どうやら軽~い捻挫らしい。
よーし続行(いや帰れよ…)

あと1キロならなんとかなりそう。
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見上げると空しか見えなくなった。
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どうやらもうすぐ山頂の様だ。






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by moriyart | 2018-05-28 17:41 | 焼津アルプス

高草山 その4

車まで戻り、もうひとイベント。焼津駅のすぐ近くにある公園に過去に動いていたであろうSLがあるのでそれを息子に見せるために移動。公園に着くなり案の定SLに駆け寄り、乗りこむ。楽しそうだ。
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実はオトーさんもSLのこの部分が大好きだ。
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メインロッドとカップリングロッドの複雑な動きで動輪を回すこの部分を見るとゾクゾクしちゃうんです。嗚呼、機械大好き工業系。

でも機械科じゃないけどね…。

そして最後、歩いた足の疲れを取るため、焼津駅にある足湯に向かう。ああ、気持ちいい。気がつけば近くの兄ちゃん、足湯に入りながらチューハイ飲んでる。私も仲間に入れてください。息子はずっとこのカジキのモニュメントに湯を塗りたくっていた。
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バカ小僧が!オトーさんの罵声が駅に響く。

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家に戻って高草山を見上げる。『今度は独りで麓から一気に駆け上がってみよう』などと家族を切り捨てたとんでもない誓いを胸にしながら部屋の床に倒れこんだ。


おしまい
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by moriyart | 2012-10-25 04:09 | 焼津アルプス

その3

そうこうしているうちに山頂へ到着
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いつも麓から見ている鉄塔を見上げる。35年前くらいには親父によくここへ連れてきてもらったっけ。でもその頃は車でここまで登ってこれたしなあ。今は無理なんだけどね。
神社がある。昔からあったっけ?いやあったんだろうなあ。せっかくなので3人でお参りをした。手を合わせたんだけど、なんかなんにも頭に浮かんでこなかったのでただ黙祷しただけみたいになった。
11時過ぎなんだけど息子がおなかが空いたとうるさいのでちょっと早いけどお昼ごはんにする。えーっと、ストーブ持ってきたんだけど…こういうところってよく火気厳禁とかなってる事があるからなあ。とまわりに注意書きの看板を探すも特になし。
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気がついてみればさっきの山男がストーブ焚いてる。おっ!使っていいみたいじゃん。
さっそくテーブルの上に弁当を広げた。山頂にはテーブルとベンチがあちこちにかなりたくさんあり、みんな休んだり宴会したり結構な人数がいる。近くのベンチに若い山ガール2名が座った。デジカメのセルフタイマーが作動しているビープ音が聞こえてきたのでシャッターが下りる寸前に二人並んだ山ガールの後ろへ突然立ち上がり、ダブルピース!あとで写真を確認したら見知らぬ男がダブルピースして写っててびっくりしてる山ガールを想像してウッキウキ。カミさんは呆れていた。
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弁当はカミさんの手作り。オレはそれにスープとマグカップラーメンを付けた。
息子の箸があまり進まない。鮭おむすびじゃかったのがガッカリだったらしい。カミさんがしきりに謝るが結局残した。最後まで『鮭おむすびが鮭おむすびが鮭おむすびが』
やかましい!
焚いた湯でインスタントなんだけどコーヒーを飲んだ。コーヒーをあんまり飲まないカミさんがこういうところで飲むコーヒーはうまいとしきりに言っていた。屋外パワーだね。
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荷物をたたんで出発。山頂から稜線沿いにある鉄塔を4基全部見ていこうと思う。
稜線と言っても山岳みたいに両側の景色が開けているってぇわけでもなく、うっそうとした森の中を歩いていく。
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『姫を守るからオレに着いてきて』
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母親を姫に、自分をナイトにみたてて“護るごっこ“しながら手をつないで歩いていく。ただ暗い森が怖いんじゃないのぉ?息子くんよ。  それにその女の人、姫ってさぁ…歳なのかねぇ…本物の姫に失礼じゃ…あ、いや、なんでもないですわ、ハイ。
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稜線を抜けると農道に出た。農道の最高地だ。遥か遠く牧の原台地まで見える。
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農道を下っていくと先ほどの鉄塔4基が見えた。もうこんなに下ったのか。下りはやっぱり早いな。
と、カミさんが息子のリュックにくくりつけてあった実の入った袋が無くなっているのに気がついた。どのあたりで落としたのか見当もつかない。もう諦めよう、となだめても半ベソで『戻って探しに行こう!』の一点張り。冗談じゃない!!何キロ戻るのかも知れないし戻ったところで発見できるかも定かじゃない。戻る戻らないの押し問答の末にオトーさんの有無をも言わせぬパワハラで息子をねじ伏せた。しばらく不機嫌になるが、知らん知らん。
しかしやっぱり子供。しばらく歩いていればいつの間にか機嫌が直っていて一安心。オレも安心してもう一度周りの景色を楽しんだ。
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もう少しで我が家の車。なんだかんだで楽しめました。
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by moriyart | 2012-10-24 00:04 | 焼津アルプス

高草山その2

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歩いて行けば当たり前だが だんだん標高が上がってくる。平面に寝ていた景色に奥行きが深くついてきた。水平線と地平線。晴れているけど少し霞がかかっている。真冬の空気が澄んでいる時ならきっと遠くまでみえるんだろうなあ。
あれが東名で150号があそこで…うちはあの辺りかな…おーあったあった。カミさんは『???』となっていて結局うちを見つけることができなかった。
その間も息子は のらりくらりとやる気があるんだか無いんだか…。
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棒を見つけて振り回す。男の子お決まりの行為だね。おかげで少しやる気が出てきたみたいでちょっとだけ安堵。オレも気持ちに余裕が出てきて山肌を見てみれば秋を感じさせる実や花が。
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林の向こうに山頂の鉄塔が見えてきた。おっ結構手前に見えるから近いかな。ほんなら農道を歩くのをやめて山道に行ってみよう。大人の肩幅程度の山道に変更。息子もやる気が出てきたみたいだ…と、思いたい。
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前からオバサン二人組が下りてきた。挨拶をして少し話をしたのだが、オレの首から下がっている一眼を見て『家族三人で撮ってあげるよ』と。 一眼相手に勇気あるなあ…と感心したのだが、あらま残念、シャッターボタンがどこかわからない。はいチーズを三回やってやっと撮ってもらえました。
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見晴らしのいいところにベンチがあったので休憩。ここから眼下に見えるのは焼津港。ということは、花火大会をここから見たら夜景&花火の最高のショーを見れそうだ。などと軽く思ってしまいそうだが実際はきっと猛烈な蚊の応酬とバカ騒ぎする若者なんかがいてきっとロクに見れないんだろうなと勝手に想像し、目が細くなった。
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ここら一帯は荒れた茶畑。昔はきっと山全体が茶畑でパンチパーマ的な山だったに違いない。
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山道沿いに実が落ちていた。コレって何の実だろう。息子が持って帰りたいと言うのでビニール袋に入れて息子のリュックに縛った。カミさんはリュックに仕舞えと言ったのだが、どうせまだ拾うだろうからとリュックにくくりつけた。これが後にメンドーな事になるなんて…。
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ここに登ってくる人はだいたいみんな軽装なんだけど時々本格的な格好をしている人もチラホラ。そんな人達はこの山の事をよく知っていて『この先に富士山がみれるところがありますよ』なんて教えてくれたりして有益な情報をもらえる。
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by moriyart | 2012-10-23 23:51 | 焼津アルプス

高草山

朝五時半にアラームが鳴り、いつものおつとめに出かける。
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自宅から本日の目的地が真正面によく見える。そう、今日はこの山に家族三人で登るのだ。ずいぶん前から息子が『お父さんとお母さんと三人でおべんと持って山へハイキングに行きたい』と口にしていた。はじめのうちは、どうせ今だけだろうなんてスルーしていたのだが、時々思い出したかの様に言うのでしょうがない、忙しくなってしまう11月の前にちょっくら行ってみますかね。場所はこの市に住んでいるならこの街の一番高いところ…志太地区一帯から見上げることができる『高草山』へ行こうと決めた。標高501メートル。オレ的には麓から登るのは造作もないことだが、集中力忍耐力の全くの皆無なわが息子がそんなに登れるワケがないだろうと高草山の おおよそ五合目あたりにある公園に車を停めてそこから山頂をめざそう…そう決めた。
ジョギングして港まで行き朝日を浴びながら無事故を祈願した。
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10時。
高草山五合目に到着。昨日まで涼しかったが、今日はなんだか暑め。蚊避けで長袖シャツを皆に持たせたのだが、暑くてとてもとても…。半袖のままいざ、クライムオン。
クライムって程の山じゃないんだけどね…。
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道のりはとても広い農道。前に作業車で通ったことがあるからなんとなく道がわかる。昔ながらな農道でガードレールというよりガードパイプが張ってある。車の往来はそこそこあるのだが、まあそれなりに安全だ。
歩き始めて5分。息子が『疲れた』と言い放った。

はぁぁあああああああん!?

小僧フザけんなよ、忍耐力の無さ過ぎに父ちゃんホトホトあきれるわ。『疲れた、のど乾いた、疲れた、のど乾いた、疲れた』

うるさい!

あれ?このくだりどこかの山だか岳でもあったような無いような…ま、いいか。とりあえずお茶を与えて気分転換。ってか気分を転換させるほど歩いちゃいんっつうのに。はあ…。
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by moriyart | 2012-10-23 23:41 | 焼津アルプス