どこかに行きたい

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カテゴリ:西穂高独標( 6 )

(その6)西穂高独標

一番最初のポイント『丸山』に帰ってきたあたりで何気に谷を見下ろすと一部が雲が切れている。あれは!まさか!『上高地』
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待ってました!この為に来たんだぜぇ。帝国ホテルに泊っているブルジョアを、貧乏人が上から見くだす為に!雲よ晴れろ!

オーケー!レッツ 見くだし!

帝国ホテル見えねぇえええ…
不発に終わりました。帝国ホテル方面は最後まで雲が切れません。乾杯できません、完敗です。
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西穂山荘まで降りてきた。あいかわらずにぎわっている。脇にテント場もあった。
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いいなあ…。もう10歳若かったらなあ。テント泊とかも考えるんだけど。
ツレと語りながら寝るもヨシ、一人で音楽聴きながら酒呑むのもヨシ。いいなあ…。
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ロープウェイまで帰ってきました。ロープウェイに乗り、標高が下がると雲から脱出し、普通の見なれた曇天な天気に。

乗り場の足湯は盛況してました。
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よし、帰りますか。

天気は残念だったけど そのおかげかもう一度必ず来るぞという気持ちにさせてくれた。山の天気でいつも晴れでいけるなんて期待してない方がガッカリしなくて済むもんだ。
今度は絶対西穂高岳まで行ってやる。そのときは山頂でファンキーにボックスでも踏んでみよう。きっと何かを悟るはずだ。(意味不明)

さーて、今回も経費削減の為、高速道路は使わず一般道で帰る。去年より遠くて時間も遅いのでいったい何時に帰れることやら…。今日中に帰れるんだろうか…。

(15時半→23時半でした。あぶねぇ)

西穂高独標
おしまい
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by moriyart | 2013-08-05 00:43 | 西穂高独標

(その5)西穂高独標

そんなこんなで程なく『ピラミッドピーク』に到着。通りがかりのカップルにお願いしてパチリ。
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あとで気がついたんだけどオレの乗っている岩のすぐ後ろは奈落でした。知らないってステキ。
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この先のピークが見える尾根が刃物の様に鋭くて、すごく楽しそう。ちょっと頑張れば『西穂高岳』に行けそうだ。いや、西穂高手前の『チャンピオンピーク』まで せめて行きたい!
イっちゃう行っちゃう~??

でもやめました。

ここで帰らないと今日中に帰れない。あと、調子に乗るのもよくない。帰る時間に焦って急いで歩いて滑落でもしたら 無言の帰宅になりかねない。充分オレの技量で来れるのがわかった。この天気でそうなら晴れている時ならなおのこと。ここから先は晴れて景色のいい時にとっておこう。穂高の山よ、ありがとさん。
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帰ると決めた途端から青空がよく出るようになった。雲の高さがもう50メートル下がれば全て雲の上に出て、幻想的な景色になりそうだが。まあそうはいかないでしょう。
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お礼にケルンを一つ積んできた。(マズかった?)
独標まで帰ってきた。13時前なんだけど、独票の上は昼ごはんを食べる人でごった返し。ってか、人がこぼれそう。人口密度高し。
また写真を撮ってもらった。
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その時に別の人なんだけど 目の前の人を撮ったカメラを返す時に手を滑らせて落としてしまい、液晶が割れた。あやまる人と『いえ、いいです…』とブルー顔で言葉を返す人。関係無い見てるオレもなんか後味が悪くなってテンション下がる。撮影を頼まれるときには手元注意だな。気をつけよう。
さて、独標から降りたいんだけど、登ってくる人優先なのでなかなか降りれない。
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みんな這いつくばって上がってくるので さながらゾンビの大群の様(すみません)

やっと下って、振り返れば まだまだ人多し。ホントは独票の上で昼ごはん食べたかったけど、あの人口密度じゃ火も焚けない。
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by moriyart | 2013-08-05 00:40 | 西穂高独標

(その4)西穂高独標

この先の『ピラミッドピーク』まで言ってみよう。ここまで来たら行くしかねぇ。
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でも独標から先は難易度が上がると聞いたので ヤバいと思ったらすぐに引き返そうと決めた。こんな天気じゃ滑落したらヘリも飛ばない。こわいこわい。
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独標を超えたあたりから時折…というか ほんの一瞬、青空が出ることが多くなってきた。
もしかしたら、晴れちゃう?
変な期待をしてガッカリしたくないので考えないようにしてたんだけど 後ろの若者が同じことを口にした。
だよねー、期待しちゃうよねー。

…まあ晴れませんでしたけど

雨も上がり、カッパも脱ぎたいので小休止。行動食として持ってきた『手につかないチョコレート』。これが手につきまくりでウソばっかり。でも疲れてる時のチョコレートはマジウマでした。

確かに少しだけ独標より道が険しくなってきたけど、ヤバイと思うほどにはならない。行けそうだ。
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ここ、鞍部っていうのかな?ちょっとわかんないけど。 道が細くて両側が落ちてる。ガスが出てて下が見えないけど、どうも奈落チック。テーマパークなら1000%手すりが付いてるけど、ここはそんなファンシーな場所じゃない。
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ここ登んの?ほとんど垂直じゃん。前に歩いている夫婦が挑戦。
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よじ登る。よじよじ。12時なんだけどね(失礼しました)
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登り切ってから振り返れば今まで越えてきた小さなピークが3つ、雲にかすんで見える。
ガンガンいきませう。
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ここは岩にしがみついて横へ移動。下は見えないけど、やっぱり奈落チック。落ちたら痛いじゃ済まなそう。奥さんはヒョイヒョイ行ってしまった。旦那さんは苦労してる。足をかける場所が見えないらしくて『ちょっと見てー!』と。奥さんメンドくさそうに『そこでいいよ』と見てない。ひでぇ。
旦那さん、最後の方はひ~ひ~言ってた。リアルでひ~ひ~を聞いたのは生まれて初めてかもしれない。

今度はオレの番。コワイというよりワクワクした。いくぜ、高い木も登って枝を切る剪定士なめんなよ!(いつからその職業に?)
さっきの旦那さん、よっぽど足をかける場所がわからなくて怖かったのか オレの足元を見ててくれている。『あっそこそこ!いいよいいよ!』『あ、あ、ありがとうございます…』

親切は いただきましょう。
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by moriyart | 2013-08-05 00:25 | 西穂高独標

(その3)西穂高独標

最初のピーク?『丸山』に到着。
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さっきの小学生団体はここまで来ると言っていた。気象的に大丈夫そうだ。ただ景色見えないからつまんないぞー。
黒フチ眼鏡のカワイイ山ガールが一人で休んでいたので写真を撮ってもらった。

礼を言って離れる。画像の奥の方へ行ったのだが行き止まり。戻ってきたところへさっきの山ガールと目が合う。 『ナハハハハ…』とバツの悪い笑いでごまかした。山ガールは道のある方向を指さしてくれている。

ロロノア・ゾロかよ、オレは…

『これじゃあ遭難しますね』と言うオレに苦笑いの彼女。
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強くは降らないんだけど、晴れる気配が無い。モチベーション上がらないなあ。
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しばらく歩いていると急にガスが薄くなった。そして大きな岩の山が一瞬見えた。
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人が上に乗ってるし、今日の目的地の『西穂独標』じゃないかな。でもなんか垂直の壁に見えるんだけど…。気のせいだよね。
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侵入していいところには○、だめなところは×。ここを通れというところには→。わかりやすい。書いてくれた人、ありがとう。
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一度大きく下る。身体を谷の方へ向けて降りれない。後ろを向いて壁にへばりつくように降りる。
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いよいよ独標の下へ来た。垂直の壁じゃないけど両手両足使って登る。石を落とさないように充分に気をつける。でも でかいアスレチックみたいだ。小学生な子供もいた。
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そしてついに『西穂高独標』に登った。
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入門というだけあって意外に簡単だった。とは言っても滑り落ちれば大けがは必至だ。

11時半。昼飯を食べている人がいる。さあどうする。とりあえず目標は達成した。自分の技量ならまだ先に行けそうだ。後は時間と相談だ。無理をして慌ててケガをしても つまらないので考える。
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行ってしまえ!
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by moriyart | 2013-08-05 00:12 | 西穂高独標

(その2)西穂高独標

ロープウェイ出発。
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車窓の景色は曇天。だんだん標高が上がっていくとゴンドラは雲の中に突入。5メートル先も見えない真っ白になった。ゴンドラ内にガッカリため息の『はぁ…』の大合唱になった。あーあ…。オレも景色を期待していただけにめちゃくちゃガッカリした。帰ろうかな。

到着し、展望台に出てみる。ここからの景観は有名で雄大な山岳の景色を拝むことができる。
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真っ白

テンションガタ落ち。3200円も払ったから帰るのもったいないし。行くだけ行ってみますかね。ただ、雲の中ということは湿度100%。一眼の使用をあきらめ、ジップロックの中に乾燥材のシリカゲルと一緒に封をする。防水デジカメ一本勝負。
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14℃か…。涼しいなあ。
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第一目的地『西穂山荘』へ向かう。森の中を歩く歩く歩く。ロープウェイの降車をもたもたしていたらツアーの後ろになってしまった。平均年齢高めな団体なので歩く速度は超スロー。大渋滞になった。時折まったく動かなくなるのだが、イライラしていてもしょうがないので気長に待っていた。土の山道なんだけど結構勾配が急だ。前にいるオジサンオバサン達が休憩を採るために避けて立ち止まる。だんだん前に進める様になってきたところで、大渋滞の理由が理解できた。列の先頭のツアー団体のガイドさんが立ち止まって植物やいろんなことを説明している。ガーン…。そういうことだったのか。
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おかげでだいぶ時間のロス。まあいいさ…真っ白ガスガスだし。
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西穂山荘に到着。ついにぽつぽつと雨が降り出した。嗚呼…願いかなわず。もしかしたら急に晴れ間がでるかもと期待していたんだけど、まったく裏切りませんでした。

さあどうする…。

子供たちの団体もいる。引率の先生が『カッパを着ろー!』と命令している。子供たちがガンバって行くのなら、オジサンも頑張ろう。ダメなら引き返せばいいじゃん。
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カッパを取り出し ザックにカバーを、スマホと車のキーをビニールに入れ、ウエストポーチをしまう。外に出ているのはペットボトルと防水デジカメ。本日は『晴天ハイカー』お休みです。
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山荘を出発。風と共にパラララ!と、横からカッパに雨の当たる音が激しくなる。とりあえずは20メートルくらい先は見えるので視界がまるっきり悪いわけじゃない。森林限界に近くなったのか両側が開けてきた。きっと晴天時に見たら震えるほど絶景に違いない。
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by moriyart | 2013-08-05 00:03 | 西穂高独標

西穂高独標

目が覚めて空を見上げると見事な曇天。
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なんだよ、天気予報は晴れ気味って言ってたのに。しかしここは山岳。平地の天気予報とは違うのは重々承知だったんだけど、過度に期待しすぎてガッカリ感もなかなかだ。立山黒部アルペンルートから移動し、わざわざ静岡から来たんだから ついでにもう一か所寄って行こうと決めた場所は『西穂高独標』。
穂高連峰の入門山として有名らしく、険しい穂高はオレの技術でまだ無理だとしても入門からやってみよう。そして名前に『穂高』と入っているだけで『穂高へ登ったぞ感』を得られれば幸せになれそうな気がして この場所に決めた。安い幸せの感じ方である。

さらにもうひとつ。ここを選んだ理由は去年行った上高地を稜線から見下ろす事ができるのらしい。去年の上高地の画像をひっぱり出してきて写真と地図をにらめっこ。ここの矢印の先に立つことができるはずだ。
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と、いうことは

帝国ホテルに宿泊しているブルジョアを、車中泊した貧乏人が遥か上から見くだすことが I can Do ということだ。
どんだけ性格が悪いんだオレは。でもいいんだ、見くだしまくってやる。
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朝ごはんを食べて歯磨きして。おっきいほうのトイレに行きたいんだけどトイレが無い。どうやらロープウェイ乗り場やビジターセンターの建物の中にしか無いらしい。時間前なので固く施錠してある。まいったな、知らなかったよ。オレと同じように知らない人が多いらしく不安な顔でウロウロしている人がちらほらいる。とりあえずオレは我慢できそうなので他の支度をする。 
足湯がある。帰りに入ろう。
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ロープウェイ運行時間前に到着。試運転をしている。乗車券を買う列ができているのだが、オレはそれよりまず建物が開いたら個室に飛び込みたいので列に並ばない。
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時間だ。我先にと皆トイレに駆け込む。は~待った甲斐があった。で、トイレから出ればびっくりするほどの長蛇の列。独りってこうなんだよね。順番を取っててもらうことができないから、こういうところに弱いんだなあ。

『2700円と駐車場代合わせて3200円です』
た…高い。知ってたけど泣きそうだ。
財布がカラになりそう…。この為に貯めていた金は底をつき、おこずかいから補てんする。やべー。
3200円渡そうとすると係りのかたがチラリとオレのザックを見て『計量してください』という。目の前には体重計。8kgから追加料金を取るらしい。乗せてみると7kg。あぶねえ。一眼首から下げててよかった。さっきザックに入れようか悩んだんだよ。入れてたら完全にプラス1・5キロだし。よかったー。(セコい)
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ずいぶん前に到着したのにトイレのせいで始発に乗れず、4便あたりにやっと乗れた。
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by moriyart | 2013-08-04 23:51 | 西穂高独標