どこかに行きたい

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西穂高岳(その5)

帰りのコース。
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往路では何とも思わなかった場所が復路では妙に怖く感じる場所もある。不用と思えた鎖も帰りでは『なるほど』と思えた。
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山頂ロープウェイ乗り場まで帰ってきて展望台から眺めた。
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横から見ると道のりが結構あるみたい。ここから西穂山荘までの道のりも実はかなりあるし。

標準コースタイム:7時間半。
実際かかった時間:6時間(休憩45分含む)
比80%


ロープウェイ出発。写真を見るまで気がつかなかったけど係員や観光客が手を振っている人が多い。観光地だねぇ。
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感想
なにしろ時間が無い。独標まではの~んびり歩いてもロープウェイ営業時間内に余裕で帰ってこれる。ピラミッドピークまでなら まだなんとか。西穂高岳山頂まで行くとなると始発に乗るのが絶対条件。休憩をあまり多く採らないってのも関係するかもしれない。まあ、ハイシーズンならロープウェイも早朝から運転しているからいいのだがそこから時期が外れたら常に時間を見ながらの行動となる。『ゆったり楽しく行きたい』となれば、ここは候補から外れてしまうだろう。


とりあえずは目的達成。西穂が済みなら他の穂は前穂、奥穂、北穂がある。まあどれもちょっと険しいけど。来年はどの穂にしようかな。もちろん縦走はしません。いとも簡単に落ちて頭割れて死ねますから。

うんにゃ、常念岳、白馬岳、木曽駒ケ岳、唐松岳まだまだいろいろあるし、北アルプスばかりじゃなくて中央アルプスも視野に入れてみようかなと思う。(来年も行く気満々なのが図々しい)
あとは息子君と一緒に富士山六合目宝永山あたりはいつかおべんと持って行こうと思う。


あー、でもそろそろ海とか…あ!島とか行きたいな…。


離島?ん~それもいいねぇ~。


西穂高岳 おしまい
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by moriyart | 2013-08-31 10:49 | 西穂高岳

西穂高岳(その4)

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特に危なげもなく登頂成功。いやぁ、景色いいなあ。あいかわらず岐阜県側が雲が多くて長野県側が晴れている。
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山頂でつまずいて踏ん張ったらボックス踏んだみたいになった。くだらないけど一応目的達成。

見下ろせば上高地の『河童橋』。
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吊り橋の上からここを見上げてる人は たくさんいるんだろうなあ。オレも去年は河童橋の上からこの山を見上げてたっけ。あんときゃまさか来年そこへ登るなんて考えてなかったけど わかんないもんである。
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昼ごはんのおにぎりを食べながら山の観賞。
100円ショップで買ったファンシーな保冷袋がひと際目を引いて恥ずかしかった。
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山頂には大人数のパーティーとオレを含めたソロの男が2人。そしてソロの山ガールも2人。そういや穂高って若い山ガールのソロがすんごくいる。いまどきの女の子って一人でこんなとこ来ちゃうんだなぁ。これくらいの歳の子って集団でシロノワール食べながら上司の悪口言ってるのだとばっかり思ってたけどさ。たまには一人になりたい時もあるんだろうね、女の集団って超コワイから(なぜ)

断崖をのぞく人達。冗談でも後ろからドンと押してはいけない。びっくりして心臓止まるから。
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岩に腰掛けてぼーっとながめる。雲が次々に発生し、次々に消滅していく。スカッと見通せたり、ガスガスになったり。10秒で まるっきり景色が変わっていく。
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西穂高岳から先は行ってはいけないとは聞いていたが、確かにその通りだ。山の雰囲気が違う。ジャンダルムがちらちら見えているけどオレが行ったら9割滑落して死ぬでしょう。ここから先は命知らずか山屋さんだけ行けばいいさ。

…と思っていたらそっち方面から人が来る。
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すげーなー縦走してきたんだろう。そのかたがここに来た時におもむろに口を開いて言う。
『西穂高岳までは上級、ここから先はエキスパート。すぐそこのP1(尾根)までならそんなに危なくないから、行って帰ってくればエキスパートコースへ行ったことになるよぉ。嘘じゃないんだよぉ~↑』
なんだかしゃべり方がスギちゃんみたい。そして濃いグラサンかけて目線がわからないので誰に言ってるのかわからない。一番近いオレに言ってるのかな?どうしていいのかわからないので苦笑いの愛想笑い。
なるほど。そういう考えもあるのか。ちょっと行ってみようかな。

…と思ったけどやめました。
西穂からつながる尾根が まるで包丁を仰向けにして刃の部分を歩くかの様。つまづいても手をどこにもつけずに そのまま真っ逆さまみたいな感じだ。行ってはいけない。
あぶねぇ、このスギちゃんによってワイルドに殺されるところだったわ。
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by moriyart | 2013-08-31 10:48 | 西穂高岳

西穂高岳(その3)

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独標から先の山岳道も下まで見えて高度感はなかなかです。
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遂に前回の最終地点『ピラミッドピーク』まで来た。ここから先はオレの未踏の地。一応上級者向けとされているので気をつけて行きます。ヒュー高いぜー。
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鎖場もあったけど使う程でもなかった様に思えた。
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山頂までの最後の急登。
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這いつくばって上がっていくんだけど手をかける岩の割れ目が今まで何千人何万人と手をかけているのだろう。つるつるぴかぴかに磨きあげられていて、どこに手をかければいいのか一目瞭然だった。
間接握手~なんつって。
このお手手は娘の頭を撫でたパパの手。これはお店の商品をギッた若造の手、これは○○○を鷲掴みにした…

などとバカな妄想をしながら登っていた。ほんとバカだね。
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by moriyart | 2013-08-31 10:47 | 西穂高岳

西穂高岳(その2)

平坦な山道は競歩の速度で。ツアーも少ないのですいすい行ける。目的がたぶん同じ人はやっぱり速足で山道を歩いている。オレ好みの速度で歩くお姉さまの後をストーカーの様に追いかけていく。山荘前の急登はさすがにこたえた。ゼーゼーハーハー息が切れて富士山の時みたいに酸欠になりそうだった。前を歩いているお姉ちゃんはどう思ったんだろう。いよいよストーカーが変態化して後ろからゼーハー聞こえてさぞかし恐怖だったに違いない。
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西穂山荘に到着。30分稼いだ。がんばったもん。汗だっくだく。持ってきたペットボトルを飲みほしてしまい、ここでペットのポカリを買った。350円。
…高い。さっきの浮いた270円が瞬殺されました。
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もよおして無いんだけど、この先トイレが無いのでトイレに行った。トイレの中は岐阜県側から上がってくる冷たくて湿った空気が充満していたみたいで入った瞬間ヒヤっとした。
おー気持ちいい!と思った瞬間、上半身いたるところから湯気が立ちあがった。なんじゃこりゃー!頭から体から腕からもうもうと立ち昇る湯気を纏う姿ははまるで釜揚げされた蟹の様。またはオーラか闘気のごとし。異様なその光景はオレの後ろにいた人はどう思ったんだろうか。そして立ち上がる湯気は上半身からのみ。下半身は機能タイツの上にズボンを穿いているので封じ込めているだけ。なので用をたす時にズボンを下げれば…まるでボイルされた…

表現を自粛させていただきます…。

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山荘を出発。ここから長野県と岐阜県の県境を歩いて行くんだけど、岐阜県から上がってくる風がキンと冷えていてすごく気持ちがいい。一瞬で汗がひいて乾いていく。
稜線が県境なのでそこを歩いている時に右に行けば長野県、逆なら岐阜県。反復横とびすれば高速県移動。バカな事をして楽しんでいた。
長野県側を見下ろすとそこにあるのは『上高地』そしてあの赤い屋根の建物は『帝国ホテル』だ。ついに来たぜこの時が。
貧乏人からの見くだし光線照射!
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ビィビィビィビィ
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ビィビィビィビィ
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ビィビィビィビィ

決まった。これで宿泊しているブルジョアは無性に庶民の食べ物『卵かけごはん』を食べたくなるに違いなし。勝った。
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丸山、独標も前回と違って景色を拝む事ができた。絶景です。
そして独標までさらに30分時間短縮。合計1時間 前回より切り上げ、ロープウェイの30分遅れを取り戻し、さらにもう30分の余裕を作りました。きっつー!
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by moriyart | 2013-08-31 10:46 | 西穂高岳

西穂高岳

仮眠から目を覚ますと まずまずの天気。
ロープウェイ乗り場は前回来た時よりも空いている。
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急遽決まった 雨の西穂高独標からのリベンジ。こんなに早くここへ戻って来るなんて思いもよらなかった。今回は独標より先の『西穂高岳』まで行くつもりだ。目標は高く定めて行ってみよう。
さてさて、無事に着くことができるのやら…。

曇りって聞いてたけど良さそうじゃん。まあ期待しすぎてガッカリするパターンは懲り懲りなので程良く期待する。
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『駐車場代と合わせて3200円になります』
『これで…(ドヤァ)』
『JAF会員で10%割引になります』

学習したぜぇ。必ずどこかにオトクは潜んでいるものさ。浮いた270円で何買おう。
8kgから追加料金になるザックも言われる前から体重計に乗せている。針の指す値は6kg。売り場のぽっちゃり兄ちゃんにドヤ顔レーザー照射。
『あ、もう結構ですんで…』
どうやらしつこかったらしい。だってガンバって無駄なもの省いてきたんだもん。交換レンズ持ってきたかったんだけどなあ。
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支度もいろいろ頑張ったんだけど、やっぱり始発に乗れませんでした。息子君の書いたお守りとカミさんから借りた日焼け止めを忘れて車に取りに行ったのがいけなかったんだな。
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ロープウェイ降り場に到着。展望台からの景色は前回は真っ白だが今回は晴天。雲がまああるけど全然許容範囲。いいじゃん。稜線から上高地の帝国ホテル宿泊のブルジョアを見くだす(ホントは見おろすなんだけどね)には絶好の日和だ。そして前回からのリベンジでの目標、『西穂高岳山頂でボックスを踏んで何かを悟ってくる』まったくバカバカしい。

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展望台から目的地が見える。一番高いところが西穂高岳。めちゃめちゃ距離があるじゃん。前回ガスガスで見えてなかったけど、見えてるってぇのも残りの距離がわかって辛そうだ。
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しかーも前回よりロープウェイの始発が30分遅くなり、最終が30分早くなる。山の滞在が1時間少なくなってスケジュールがカツカツになり、のんびりできない。
登山計画書を手早く書いて投函する。時間を短縮できる区間はここから西穂山荘までと独標までの一部区間なので今からが勝負だ。
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by moriyart | 2013-08-31 10:44 | 西穂高岳

(その6)西穂高独標

一番最初のポイント『丸山』に帰ってきたあたりで何気に谷を見下ろすと一部が雲が切れている。あれは!まさか!『上高地』
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待ってました!この為に来たんだぜぇ。帝国ホテルに泊っているブルジョアを、貧乏人が上から見くだす為に!雲よ晴れろ!

オーケー!レッツ 見くだし!

帝国ホテル見えねぇえええ…
不発に終わりました。帝国ホテル方面は最後まで雲が切れません。乾杯できません、完敗です。
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西穂山荘まで降りてきた。あいかわらずにぎわっている。脇にテント場もあった。
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いいなあ…。もう10歳若かったらなあ。テント泊とかも考えるんだけど。
ツレと語りながら寝るもヨシ、一人で音楽聴きながら酒呑むのもヨシ。いいなあ…。
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ロープウェイまで帰ってきました。ロープウェイに乗り、標高が下がると雲から脱出し、普通の見なれた曇天な天気に。

乗り場の足湯は盛況してました。
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よし、帰りますか。

天気は残念だったけど そのおかげかもう一度必ず来るぞという気持ちにさせてくれた。山の天気でいつも晴れでいけるなんて期待してない方がガッカリしなくて済むもんだ。
今度は絶対西穂高岳まで行ってやる。そのときは山頂でファンキーにボックスでも踏んでみよう。きっと何かを悟るはずだ。(意味不明)

さーて、今回も経費削減の為、高速道路は使わず一般道で帰る。去年より遠くて時間も遅いのでいったい何時に帰れることやら…。今日中に帰れるんだろうか…。

(15時半→23時半でした。あぶねぇ)

西穂高独標
おしまい
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by moriyart | 2013-08-05 00:43 | 西穂高独標

(その5)西穂高独標

そんなこんなで程なく『ピラミッドピーク』に到着。通りがかりのカップルにお願いしてパチリ。
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あとで気がついたんだけどオレの乗っている岩のすぐ後ろは奈落でした。知らないってステキ。
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この先のピークが見える尾根が刃物の様に鋭くて、すごく楽しそう。ちょっと頑張れば『西穂高岳』に行けそうだ。いや、西穂高手前の『チャンピオンピーク』まで せめて行きたい!
イっちゃう行っちゃう~??

でもやめました。

ここで帰らないと今日中に帰れない。あと、調子に乗るのもよくない。帰る時間に焦って急いで歩いて滑落でもしたら 無言の帰宅になりかねない。充分オレの技量で来れるのがわかった。この天気でそうなら晴れている時ならなおのこと。ここから先は晴れて景色のいい時にとっておこう。穂高の山よ、ありがとさん。
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帰ると決めた途端から青空がよく出るようになった。雲の高さがもう50メートル下がれば全て雲の上に出て、幻想的な景色になりそうだが。まあそうはいかないでしょう。
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お礼にケルンを一つ積んできた。(マズかった?)
独標まで帰ってきた。13時前なんだけど、独票の上は昼ごはんを食べる人でごった返し。ってか、人がこぼれそう。人口密度高し。
また写真を撮ってもらった。
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その時に別の人なんだけど 目の前の人を撮ったカメラを返す時に手を滑らせて落としてしまい、液晶が割れた。あやまる人と『いえ、いいです…』とブルー顔で言葉を返す人。関係無い見てるオレもなんか後味が悪くなってテンション下がる。撮影を頼まれるときには手元注意だな。気をつけよう。
さて、独標から降りたいんだけど、登ってくる人優先なのでなかなか降りれない。
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みんな這いつくばって上がってくるので さながらゾンビの大群の様(すみません)

やっと下って、振り返れば まだまだ人多し。ホントは独票の上で昼ごはん食べたかったけど、あの人口密度じゃ火も焚けない。
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by moriyart | 2013-08-05 00:40 | 西穂高独標

(その4)西穂高独標

この先の『ピラミッドピーク』まで言ってみよう。ここまで来たら行くしかねぇ。
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でも独標から先は難易度が上がると聞いたので ヤバいと思ったらすぐに引き返そうと決めた。こんな天気じゃ滑落したらヘリも飛ばない。こわいこわい。
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独標を超えたあたりから時折…というか ほんの一瞬、青空が出ることが多くなってきた。
もしかしたら、晴れちゃう?
変な期待をしてガッカリしたくないので考えないようにしてたんだけど 後ろの若者が同じことを口にした。
だよねー、期待しちゃうよねー。

…まあ晴れませんでしたけど

雨も上がり、カッパも脱ぎたいので小休止。行動食として持ってきた『手につかないチョコレート』。これが手につきまくりでウソばっかり。でも疲れてる時のチョコレートはマジウマでした。

確かに少しだけ独標より道が険しくなってきたけど、ヤバイと思うほどにはならない。行けそうだ。
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ここ、鞍部っていうのかな?ちょっとわかんないけど。 道が細くて両側が落ちてる。ガスが出てて下が見えないけど、どうも奈落チック。テーマパークなら1000%手すりが付いてるけど、ここはそんなファンシーな場所じゃない。
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ここ登んの?ほとんど垂直じゃん。前に歩いている夫婦が挑戦。
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よじ登る。よじよじ。12時なんだけどね(失礼しました)
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登り切ってから振り返れば今まで越えてきた小さなピークが3つ、雲にかすんで見える。
ガンガンいきませう。
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ここは岩にしがみついて横へ移動。下は見えないけど、やっぱり奈落チック。落ちたら痛いじゃ済まなそう。奥さんはヒョイヒョイ行ってしまった。旦那さんは苦労してる。足をかける場所が見えないらしくて『ちょっと見てー!』と。奥さんメンドくさそうに『そこでいいよ』と見てない。ひでぇ。
旦那さん、最後の方はひ~ひ~言ってた。リアルでひ~ひ~を聞いたのは生まれて初めてかもしれない。

今度はオレの番。コワイというよりワクワクした。いくぜ、高い木も登って枝を切る剪定士なめんなよ!(いつからその職業に?)
さっきの旦那さん、よっぽど足をかける場所がわからなくて怖かったのか オレの足元を見ててくれている。『あっそこそこ!いいよいいよ!』『あ、あ、ありがとうございます…』

親切は いただきましょう。
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by moriyart | 2013-08-05 00:25 | 西穂高独標

(その3)西穂高独標

最初のピーク?『丸山』に到着。
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さっきの小学生団体はここまで来ると言っていた。気象的に大丈夫そうだ。ただ景色見えないからつまんないぞー。
黒フチ眼鏡のカワイイ山ガールが一人で休んでいたので写真を撮ってもらった。

礼を言って離れる。画像の奥の方へ行ったのだが行き止まり。戻ってきたところへさっきの山ガールと目が合う。 『ナハハハハ…』とバツの悪い笑いでごまかした。山ガールは道のある方向を指さしてくれている。

ロロノア・ゾロかよ、オレは…

『これじゃあ遭難しますね』と言うオレに苦笑いの彼女。
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強くは降らないんだけど、晴れる気配が無い。モチベーション上がらないなあ。
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しばらく歩いていると急にガスが薄くなった。そして大きな岩の山が一瞬見えた。
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人が上に乗ってるし、今日の目的地の『西穂独標』じゃないかな。でもなんか垂直の壁に見えるんだけど…。気のせいだよね。
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侵入していいところには○、だめなところは×。ここを通れというところには→。わかりやすい。書いてくれた人、ありがとう。
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一度大きく下る。身体を谷の方へ向けて降りれない。後ろを向いて壁にへばりつくように降りる。
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いよいよ独標の下へ来た。垂直の壁じゃないけど両手両足使って登る。石を落とさないように充分に気をつける。でも でかいアスレチックみたいだ。小学生な子供もいた。
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そしてついに『西穂高独標』に登った。
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入門というだけあって意外に簡単だった。とは言っても滑り落ちれば大けがは必至だ。

11時半。昼飯を食べている人がいる。さあどうする。とりあえず目標は達成した。自分の技量ならまだ先に行けそうだ。後は時間と相談だ。無理をして慌ててケガをしても つまらないので考える。
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行ってしまえ!
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by moriyart | 2013-08-05 00:12 | 西穂高独標

(その2)西穂高独標

ロープウェイ出発。
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車窓の景色は曇天。だんだん標高が上がっていくとゴンドラは雲の中に突入。5メートル先も見えない真っ白になった。ゴンドラ内にガッカリため息の『はぁ…』の大合唱になった。あーあ…。オレも景色を期待していただけにめちゃくちゃガッカリした。帰ろうかな。

到着し、展望台に出てみる。ここからの景観は有名で雄大な山岳の景色を拝むことができる。
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真っ白

テンションガタ落ち。3200円も払ったから帰るのもったいないし。行くだけ行ってみますかね。ただ、雲の中ということは湿度100%。一眼の使用をあきらめ、ジップロックの中に乾燥材のシリカゲルと一緒に封をする。防水デジカメ一本勝負。
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14℃か…。涼しいなあ。
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第一目的地『西穂山荘』へ向かう。森の中を歩く歩く歩く。ロープウェイの降車をもたもたしていたらツアーの後ろになってしまった。平均年齢高めな団体なので歩く速度は超スロー。大渋滞になった。時折まったく動かなくなるのだが、イライラしていてもしょうがないので気長に待っていた。土の山道なんだけど結構勾配が急だ。前にいるオジサンオバサン達が休憩を採るために避けて立ち止まる。だんだん前に進める様になってきたところで、大渋滞の理由が理解できた。列の先頭のツアー団体のガイドさんが立ち止まって植物やいろんなことを説明している。ガーン…。そういうことだったのか。
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おかげでだいぶ時間のロス。まあいいさ…真っ白ガスガスだし。
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西穂山荘に到着。ついにぽつぽつと雨が降り出した。嗚呼…願いかなわず。もしかしたら急に晴れ間がでるかもと期待していたんだけど、まったく裏切りませんでした。

さあどうする…。

子供たちの団体もいる。引率の先生が『カッパを着ろー!』と命令している。子供たちがガンバって行くのなら、オジサンも頑張ろう。ダメなら引き返せばいいじゃん。
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カッパを取り出し ザックにカバーを、スマホと車のキーをビニールに入れ、ウエストポーチをしまう。外に出ているのはペットボトルと防水デジカメ。本日は『晴天ハイカー』お休みです。
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山荘を出発。風と共にパラララ!と、横からカッパに雨の当たる音が激しくなる。とりあえずは20メートルくらい先は見えるので視界がまるっきり悪いわけじゃない。森林限界に近くなったのか両側が開けてきた。きっと晴天時に見たら震えるほど絶景に違いない。
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by moriyart | 2013-08-05 00:03 | 西穂高独標