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どこかに行きたい

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その8(新島)

感 想
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新島は伊豆諸島の中でも大き目の島なので、きっと町や集落は広く、いろんなアクティビティがあるのかと思えばそうでもなく、自然が多くある島だった。
島のあちこちに、この島で採掘されるコーガ石で加工されたモニュメントや建造物があるので それがこの島独特の雰囲気を出していた。
新島=(イコール)コーガ石と言っても過言では無いだろう。

今の50代くらいの人で新島と聞くと、新島に若い男女がたくさん訪れていた時代を思い出す人もいるだろう。
早く大人になりたいティーンズの女子がこの島に訪れ、その子たちを目当てに男子もこの島に渡ってくる。
そんな若者達で溢れていた時代があったが、いつしかそれも終わり、今は静かな島になったらしい。

今回も季節柄 ハイシーズンでは無いのでとても静かだった。誰もいない景勝地、見渡す限り誰もいない海岸。ゴールデンウィークや夏休みからちょっと外れるだけですばらしい景色を独り占めできるのは、ぼっちのトラベラーとしてはうれしい限りだ。
ずっと一人きりだからこそ、地元に帰ったら家族や同僚にモーレツに会いたくなるしね。

今回の島も やっぱりいい島でした。海ヨシ、景色ヨシ、人ヨシ、食べ物ヨ…食べれなかった…。だって営業してなかったんだもん。新島独特のなにかを食べたかったなぁ。これがホント残念だった。



3年前の大島、一昨年の式根島、去年の神津島、今年の新島。
どの島が良かったとか そういうのじゃなくて、どの島も全く違った性格があるから面白かった。だから『次は別の島へ行きたい。どんな個性があるんだろう…』と思い、毎年渡ってきたんだと思う。
残された島は『利島』なんだけど、これはもうちょっと考えよう。行きたいのはやまやまなんだけどね。ちょっと無理がある。

伊豆七島。
7つというが、船で渡れる有人島は9つある。今回オレが渡った島以外に八丈島や三宅島、御蔵島、青ヶ島などがあるが、東京からの船なので行きません。
だから今年で島旅はもう終わりに…しない!

来年、3月に今度は息子くんと二人で大島へ行くのを計画した。
息子くんも乗り気になっているので初の父子二人でアウトドアの旅に行きます。大島は伊豆半島の横にあるので、春の西風に影響されることも少なくて欠航に悩まされることも無く、計画通りに行けそう。
さらに大島へ渡る船はジェット船…いや、『ボーイング929』になるのでそれももう楽しみで楽しみで仕方がない。むしろ息子くんよりオレの方が楽しみに思ってるかも。
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ジェット船ということは船会社は『東海汽船』になる。
今回の新島まで三年間お世話になったフェリーの『神新汽船』とは今年で一旦お別れだ。
読み方がわからなくて『かみしん…』まで言ったら、式根島で仲良くなった兄ちゃんが被せるように『しんしん汽船ですね』と言ったのを覚えている。
神新汽船のフェリー『あぜりあ』はジェット船と違ってデッキに出ることができるので港に着くたびに接岸作業を見ることができて楽しかった。
船の男達の作業と船の油圧機械のコラボがメカ好きにはたまらなく興味があった。
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最後の最後に迷惑をかけてしまいましたが、神新汽船の字のごとし『神対応』をしていただきました。本当にありがとうございました。
いつかかならずまた乗船します。(やめとけまた迷惑かけるから)


その時まで変わらぬ島々であってほしいなぁ…。
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新島
おしまい











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by moriyart | 2019-04-28 10:36 | 新島

その7(新島)

神社を最後にしたのはレンタルバイク屋に近いから。近いゆえに時間調整もしやすそうだったからだ。

近くのガソリンスタンドで給油をしてから店に着いて店の人を呼ぶが、やっぱり誰もいない。また電話をかけると電話口に出たおいちゃんが、『テキトーに置いてってくれ』という。
最後にちょっと話したかったけど残念。またいつかの機会に。
バイク『No.23』号くん、ありがとう。とっても運転しやすかったよ。常にフルスロットルでゴメンっけね。
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バイクを返してから港まで1キロちょっと歩いていく。
途中火力発電所があった。
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そりゃそうだよなぁ。海を何十キロって送電できないからね。島のライフラインってホントたいへんだわ。
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だから怖いから…


海岸を歩いていると海の中まで突き出た場所があったので立ち寄ってみた。
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キレイだなぁ。
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海底まで見える。名前のわからない海藻が海面を漂っていた。
何か泳ぐ魚が見えたと思ってよく見たらフグだった。


ザックを預けた船客待合所まで帰ってきた。
チラっと確認したら、壁際にちゃんとザックと保冷バッグがあったのでひと安心。
ここに来るまでに気軽に立ち寄れる飲食店があったら昼メシを食べてこうかと思ったけど、無かったので待合所の売店でパンとお菓子を買った。帰りのフェリーの中で食べよう。

時計を見ると船が来る20分前なのでボチボチ船着き場まで向かおう。
壁際に置いてあったザックを背負い、手にはさっき買ったパンの袋を下げて外へ出た。

…本人は気がついて無いが、何かが足りない。



船着き場までの『ぬいねぇどう』を抜けていく。
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ぬいねぇどうの出口で係の人に止められた。『船が到着するまで岸壁に入れません』

あら?イヤに厳重だね。他の島ではこんなことは無かったけどなぁ。
岸壁の入り口に通せんぼをする形でトラックが停められていて、作業員のかたが番人をしていた。
しょうがないので ぬいねぇどうの出口にあるベンチにザックと腰を下ろしてオーケーが出るまで待った。

帰りのフェリー『あぜりあ』が入港してきた。
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接岸作業が終盤になると遠くから『乗船のかたはおこしください』と呼びかける声が聞こえたので船の近くまで進む。
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タラップを渡り、貨物室にザックを下ろしたときに『あっ』と気がついた。

フライパンや食器の入った保冷バッグを船客待合所に忘れてきちゃった…

貨物室から出るとタラップはすでに外されていた。新島から乗る人はオレ一人だけだった様だ。船員同士の会話が『一人?』『一人です』と聞こえたからだ。
周りを見回すと荷物の積み下ろしも終わっているが、腕時計を見ると出発予定時間まであと20分以上ある。いや30分近くありそう。

デッキにいた乗務員に恐る恐る『待合所に忘れ物をしてしまったのですが…』と声をかけた。
オレ的には10分もあれば走って取りに行って戻って来れる、と思ったが、どうやらそんな簡単な話では無い様だ。
『あ、でも もし下りられないのなら、いいです諦めます…』
そう言うと客室乗務員のかたが、船の手すり越しに岸壁にいる作業員に向かって『忘れ物だって!待合所!』と声をかけ、『あの人にどんなモノなのか言って』とオレに言った。
『銀色の保冷バッグで…』
『中身は?中身!なに入ってるの!?』
『フライパンとか食器が入ってます』
それを聞くと軽ワゴンに乗り、岸壁からすごいスピードで走り去っていった。

この流れを見て色々と理解してきた。
一度船に乗ってタラップが外されてしまうと簡単には下りられないということ。
何のために警察が乗り降りする人を監視しているのか。
なぜ乗る時に乗船券の半券を渡して、降りるときに残った券を回収するのか。

船で島に出入りするということはそれだけ厳しいチェックを受けてからこそできるんだと。
乗船した後にすぐに下りられたり、後から船にモノを持ち込んだり、そんな簡単にできるはずが無い。そういうことなんだと。

今さらながら理解すると、自分は今とんでもない迷惑をかけているんだと改めて思い知らされた。

警察の人はすでにパトカーに乗っているが、パトランプを回したまま新島署に帰ろうとしない。
岸壁にいる、船を固定しているホーサー(太いロープ)を係船柱から外す作業員も柱の前に立って待っている。
客室乗務員もデッキに立って軽ワゴンが帰ってくるのを待っている。

なんで忘れたんだろう…なんて思っていた。
あ…最初手に持ってたのは保冷バッグで、体が覚えてたのは片手の荷物だけだったんだ。待合所でパンを買ってそれを手に持ったら持ち物の記憶が上書きされたんだ…きっと。荷物を両手に持つという、新規書き込みを脳にできなかったんだ。
自分のアホさに気がつき、それによって迷惑をかけてるのがさらにわかると、オレはその場で小さく小さくなって、3ミリくらいになってしまった。

いたたまれなくなって『迷惑をかけてしまうので、もういいですよ。あきらめます』と客室乗務員に声をかけた。
『まあ、いいから…』
そう言った後も乗務員のかたは待合所の方を見ながら黙って立っていた。
誰もしゃべらないので船のディーゼルエンジンのアイドリングの音だけがゴウンゴウンと響いている。

遠く岸壁沿いを速いスピードでこっちに向かってくる軽ワゴンが見えた。
船の横に運転席をこっち向きで停めて、助手席から銀色のバッグを持ち上げてオレに見せた。
言葉とジェスチャーで『それです』とサインを送った。
作業員から乗務員、乗務員からオレへ手渡しで船に乗ってきた我が愛器達。
Oh!よくぞ戻ってきてくれた我が愛器たちよ!一瞬でも島に残していくと思ってしまった私を許しておくれー!
なんてバカな事思ってちゃダメだ。


『すいませんでしたー!』

デッキにいる乗務員と船員数人に大声で詫びを入れた。もうね、穴があったら数日間入りたかったよ。出港を止めるってぇのがこんなににも針の筵だなんて誰が想像できただろうか。

忘れ物が届けられると、止まっていた時間が一気にに動き出したかのように船上の船員、岸壁の作業員があわただしく出港の作業をした。
その様子を二階のデッキからながめていた。ホントはどこかに隠れたい気持ちなんだけどね。せめて島を離れるまで忘れ物をして出港を遅らせた輩のマヌケ面を晒しておきます。

※あまりにも恥ずかしい事なので記事に書かずナイショにしたい事柄なんだけど、自分への戒めのためと、二度と同じ迷惑をかけないように…ということで晒します。

12時17分、出港。
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あれ?時刻表だと25分に出港なんだけど…。忘れ物をしても予定時刻前に出港できちゃうのか。でも大幅に遅れなくてよかった、ホントよかった、死ぬほどよかった。
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離れていく島を2階のデッキから眺めていた。
もしかしたら二度と来ないかもしれないからね。レンタルバイクのおっちゃんも、野良猫を撫でてたねえちゃんもこの先 一生会うことが無いんだ。そう思うとものすごく寂しい気分になった。
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ちょっと滞在時間が短かったな。島に下りてから出発まで24時間無かったし。やっぱ最低三日は居たかったなぁ。

その後、式根島と神津島に寄港して、夕方に下田に帰ってきた。
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下田港に接岸する様子を二階のデッキで見ていた。接岸と同時に一階のデッキに下りたら下船する人でひしめき合っていた。
貨物室へザックと保冷バッグを取りに行きたかったが、貨物室の入り口付近に下船する人が立っている。しかも釣り人で釣り竿のケースがまるで遮断器の様に通せんぼしていて貨物室に近づけない。
しかたないのでその人たちが下船するのを待ってから貨物室に入ろうと思っていたら、まさかの下りる人達の中で最後に下りて行った。
やっと貨物室に入れた時にはオレの荷物だけがポツンと残っていて、荷物の横には船員のかたが立って待っていた。
きっとオレの顔を見て、

またオマエかよ!

って思ったに違いない。こめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
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船を下りてからちょっとだけ船をながめていた。


さて、帰りますかね。





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by moriyart | 2019-04-28 10:31 | 新島

その6(新島)

キャンプ場に帰ってきて、キャンプ場の横の『石の動物園』に寄った。
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敷地の中にコーガ石で掘られたいろんな動物が置かれていた。
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猪を見つけた時は、仲間を見つけたみたいな気分でなんだかうれしかった。

たくさんの動物がいて賑やかだが、石ゆえに静かだ。人もオレ以外にいないので とても静寂な空間だった。
それがまたなんとも不思議な気持ちにさせる。


テントまで戻り、撤収作業。
もう帰るまで中身を出さないのでいろんなものをザックにむりくり押し込んだ。
全てをパッキングした後、ザックを背負い、その場をぐるぐる見回りながら忘れ物確認。
確認後、キャンプ場に一礼をしてその場を後にした。
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大変お世話になりました。とても快適でした。

バイクを停めてある駐車場へ向かう途中、昨日おねえちゃんが猫を撫でていた場所に、今度はおっちゃんが座り込んで猫を撫でていた。横にはキャットフードらしきものが地面にちょこっと盛られている。
『こんにちは』
挨拶をしてからおっちゃんの少し後ろに停めてあるオレのバイクに鍵を挿した。
『どこからきたの?』
猫を撫でながら肩越しに鋭いまなざしでオレを見上げるおっちゃん。
『静岡の焼津です』
ちょっとビビりながら答えた。
(やべぇ…おっちゃんに殺られる!)
オレはそう覚悟した。猫め…昨日今日オレが追い立てたことをおいちゃんにチクったな?飯時にずっと近くにいた猫は、実はおいちゃんのスパイだったのか?肩ごしに見上げる目が血走っていて赤い。ドキドキドキドキ。
『焼津かぁ…オレぁ行ったことあるよ』
『焼津港へ船でですか?』
『そうだ』
漁師のかたなのかな?現役時代に焼津港へ寄港したとか。いろいろ聞きたかったが、早めに出発したかったので挨拶をしてからバイクに乗った。
昨日のねえちゃんといい、今朝のおいちゃんといい、野良猫をちゃんと世話している人がいるからキャンパーの食べ物を漁ったり奪ったりしないのか。撫でてもらったり人間に甘えたかったのかな。なっとくしたよ。そうやって思えば追い立てたりして悪かったかな猫ちゃん。
でもわかんないもんなぁ。まあしゃーない。


フェリーの船着き場、新島港の近くにある『新島観光協会』に寄って荷物を預かってもらえるか聞いた。
預かるのは有料なんだそう。しかし建物の中の壁際に置いておくなら勝手にどうぞ らしいのでそうさせていただいた。
デカいザックと、フライパンや食器が入った保冷バッグを階段下の壁際に置いた。

この後、この保冷バッグのせいで人に大迷惑をかけることになる。
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船が来る前なので船客待合所には誰もいなかった。

なんか萌え萌えキュンなキャラクターが置いてあった。
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どうやらこのアニメの背景に新島の景色が使われたっぽい。
それならこのアニメのファンがきっと聖地巡礼に来たときもあっただろうね。

再びバイクに乗り、島を南下した。
『鳥ヶ島』の横を通った時に『あっ』と気がついた。
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昨日見た時には海だった場所が干潮のせいか地続きになっている。
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これは行くしかないでしょう!
バイクを停めて鳥ヶ島に向かった。
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登っていけるところまで行ってみたが、特にどうってことは無かった。このテの景色を見慣れてしまったのだろうか。

再びバイクに乗って山道を走って着いた場所は『石山展望台』
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高台から海が見渡すことができた。水平線が見え、地球の丸さを感じられる。
とてもいい場所だけど、やっぱり他の人はいない。
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モヤイ像が置いてあった
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ので、一緒に撮った。
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でけぇ

式根島が見える。
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新島に比べてかなり小さい。小さくて新島のすぐ隣にあるので行政上の所属は新島村になっている。いい島だよね、また行きたいなぁ。

石山展望台の次に寄った場所は『新島親水公園』
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浅くて遊ぶことができそうな噴水のある公園だったけど、誰もいなかった。さすがにそろそろ人恋しくなってきたぞ。

そして最後『十三社神社』。
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伊豆諸島では最大の神社だ。帽子を脱ぎ、一礼をして鳥居を抜けた。
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明るいけど厳かな雰囲気の神社だった。賽銭を入れ、お参りをした。
すぐ近くに小学校があって、日曜日なのにランドセルを背負った児童がいて、大勢の父兄もいた。
授業参観なんだろう。日曜日に…かぁ。めずらしいね。小学校の周りにはたくさんの人を見たけど、神社はやっぱり誰もいなかった。


さて、名残惜しくて物足りないけど観光はここで終わり。
〆が神社っていいかもね。気が引き締まるし、この土地(島)に心でお礼が言えるし。




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by moriyart | 2019-04-28 10:21 | 新島

その5(新島)

キャンプ場に帰ってきて朝メシ。
昨日の夜メシの余りのパスタとレタスと玉子にソーセージを足して『島のペペロンチーノのプレート』を作った。
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海からの風がけっこう吹いていて、ガスが煽られてなかなか温めたり焼いたりするのに手間取った。
ペペロンチーノって基本塩味だから朝でも食べられそうなんだけど、にんにくを使ってるから、においの関係でやっぱり朝の食べ物じゃないのかな? でも今日も基本屋外行動だし、まあいいか。
今朝も調理中から食事中まで一匹の猫がずっと近くに座っていた。ちょっとずつちょっとずつ近づいてくる。やっぱり『コラ!シッシッ!』と追い払った。でもやっぱり食べ物を奪おうとしている雰囲気を感じないのはなんでだろう。

食器を洗い、テーブルの上に伏せて乾かす。そして歯磨きをした。
テントを撤収しようかと思ったが、夜露でしっとりと濡れていた。しかたないので張ったまま近場の観光に行ってこよう。太陽も出て風も吹いているのでそのうち乾くだろう。
そう思いながらテントを見ると、去年 神津島で風に飛ばされて破けてしまった場所に目が行った。
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リペアシートを買って貼ったっけなぁ。つぎはぎテントになって一気にボロさアップだね。

キャンプ場周辺にはカラスがたくさん下りてきたし、遠くには猫が見えるので、残飯や食材をしっかり処理し、カラスが好きそうなキラキラしたフォークなどを見えないところに片付けた。


今日の行動着に着替え、バイクにまたがり7時、観光に出発した。
今からの行先は島の北。キャンプ場の前の道を北上する。
途中にある『新島トンネル』
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島の北へはこのトンネルを通っていくのだが、このトンネルは歩いたり自転車では通行できない。車両のみが通行可能だ。今回オレがレンタルバイクにした理由はここにあった。
いざ、トンネルに突入。長ぇ!外は暖かかったが、トンネルの中はヒンヤリ寒い。
なかなか出口が見えてこないので不安になる長さだ。気になったので調べたら3キロ近くあった。なるほど歩いて通れば45分くらいかかるしね。そりゃ自動車専用にもなるか。

トンネルを抜けてしばらく走り、バイクが走ることができる道の最北端まで来た。
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そこは公園だった。『岩郷下山公園』という。
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観光客は誰もいなかったが、地元のじいちゃんらしき人が停めた車の中からぼーっと外を眺めているのが印象に残っている。

岩郷地区を走っていると目に付くのがコーガ石を加工して作られたブロックを使った塀や壁。
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こんなにきれいに真っ直ぐ切り出すことができるなんて便利な石だなぁ。

戻る途中の『渡浮根展望台』に寄った。
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隣の島『利島』が見える。
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本当は行きたいんだけどね、キャンプ場が無いのとフェリーの欠航率が高いのがネックなんだよね。島のイメージらしいきれいな三角錐だ。

利島をバックに写真を撮った。
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来た道を戻り、トンネルを抜け、キャンプ場近くまで帰ってきた。そこから『羽伏浦海岸』へ向かう。
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道の先がカーブになっていてその先が海なので絶景だ。
おもわず海辺にバイクを停めて砂浜を歩いた。
『♪ぅう~みべにバイクをとめぇ~てぇ~♪』
ホントに歌ってしまった。
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きれいだなぁ。南北に約7kmある新島の代名詞的海岸。サーフィンのメッカとして良く知られていて、大会の開催も行われるらしい。
有名でけっこう長い海岸線なのに今は誰もいない。シーズン外だと こうも人が減ってしまうものなのか。
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『メインゲート』
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ここで結婚式を挙げる人もいるんだとか。サーファーとかかな。
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メインゲートを抜け、その先の海をしばらくぼーっと見ていたら、遠くからウエットスーツを身にまとって歩いてくるおっちゃんが見える。なんか見覚えがあるなと思ったら、キャンプ場にもう二人いたソロの人のうちの一人だった。サーファーのかただったんだ。

他に誰もいない海岸だからサーフィンで有名な南北7kmの区間の波を独り占め。
なんだそれ!最っ強の贅沢じゃん!ええね。


バイクに乗ってキャンプ場に戻った。




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by moriyart | 2019-04-28 10:14 | 新島

その4(新島)

もうすぐ17時半、キャンプ場に帰ってきた。
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なにはともあれビールを開缶。ぐーっと流し込んでプハー!お疲れ!
一気に半分くらい飲んでしまった。その後はチビチビ飲みながら夜メシの準備をした。

今宵の島メシは豪華に行くぜ!
もうすぐ5月で気温も上がり、食材が痛む関係で手の込んだ山メシ(島メシ)は今回が最後。冬の間の低山で培った山メシの集大成ということで『ステーキ』!(焼くだけじゃん)
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ちょっとだけお高い肉を買って持ってきた。
肉を冷凍してペットのミネラルウォーターを凍らせて保冷剤代わりにして保冷バッグに入れてきたが、12時間以上もってくれた様だ。
酒飲みなので塩と胡椒を多めにふって焼いた。(高血圧なクセに)
ちょっとだけ風が吹いているので焼き加減に偏りが出そうだが、お高い肉ゆえにウェルダンにしたくない。火がとおり過ぎた時点で失敗…いや失格だ。人間失格。そうなりゃ生きてる価値無し。もう自害覚悟で全神経を尖らせて肉の焼ける音、色、かほりを観察して火の通り具合を体に感じさせた。
紙皿に肉と予め焼いておいた目玉焼き、808ファクトリーの野菜、バターを乗せて完成!『島のステーキプレート』
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せっかくなので…と、わざわざ100均で買ってきたナイフとフォークで食べた。
まずは一口。

……(もぐもぐ)
…ウマイ

うまぁあああい!とかの『感嘆系』じゃなくて『しみじみ系』にウマさを感じた。目を閉じ、八丁眉のバカ面で味を楽しむ。
利かせすぎた塩が のん兵衛にはちょうどいい。ま、血圧爆上がりなんですけどね。
数切れを塩コショウのみで味わった後、ステーキソースをかけて食べてみた。
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汚い!ぶしょったい!もうちょっとSNS映えがんばれよ。
これまたウマイ。バターをつけたりつけなかったり味の変化を付けた。
ただ、風のせいで火が通ってない場所があって、焼き加減がレアな場所があった。さすがに生っぽかったのでそこだけ焼き直して食べた。
わざとウェルダンにして食べてみたけど、それはそれで美味しかった。

なんでもいいんだなオレって。さすがバカ舌。(うっさい)

ステーキをたいらげ、なんとなくキャンプ場を歩いてみた。
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オレ以外の2人のソロのおっちゃん達は帰ってきていて、各々何かしらの夜メシを食べていた。お互い距離が離れすぎているので交流は無かった。

炊事場をのぞいてみた。
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炊事場にはカセットコンロ
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トング類
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調理器具
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食器類
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なんでも揃っていて、食材だけ持ってくれば他の荷物はいらないくらい置いてあった。洗剤とスポンジもたくさんあった。
しかし屋外に常に置きっぱなしなので、潔癖症にはムリだが、そうでなければこんなにもキャンパーにやさしいキャンプ場は他に無いだろう。
これで無料だからオドロキである。でも新島だから成立するのであって、本州でこうだったら マナーの悪い輩にあっという間に荒らされてしまうだろう。

新島すげぇぜ。
感心しながら自分のサイトに戻り、夜メシの第二弾を作り始めた。ステーキだけじゃ足りん!炭水化物を食わせろー!
とっくにビールは飲み尽くし、500のビールだけじゃアル中にゃ飲み足りないので家から持ってきたウイスキーを水割りにして飲んだ。保冷剤代わりにして凍らせてきたミネラルウォーターの融けた水で割ったから冷たくてウンマイ。
できた第二弾は『スパゲッティミートソースボール』
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普通のミートソースに湯せんしたお弁当用のミートボール(トマトソース味)をザっと開けただけ。
某ジプリ映画からヒントを得て オレなりの魔改造してみました。
食べてみて『うーん…まあこんなもんかな』なんて思った。ミートソースとミートボールが思ったほど融合してない。なんか『まだ恋人になりきれてないつきあい始めの若い男女』みたいな感じだ。(なんだよソレ)
粉チーズをかけたらば もしかしたら馴染んだかもしれない。『初めて一線を越え絡みあった若い男女』みたいってか?(もう寝ろおっさん)


猫が二匹 近くに座ってこっちを見ている。
夕方キャンプ場に帰ってきてからずっと近くに座っている。食材を狙っているのかな?そう思ったんだけど、なんとなくそんな雰囲気を感じない。食材よりもオレ(人)に興味があるように感じる。
それでもちょっと目をそらすとだんだん近づいてくる。それはまるで『だるまさんがころんだ』状態。ある程度近くまで寄ってきたら『シッシッ』と追い立てた。そうすると一度遠くに離れるが、気がつくとまた近くまで寄ってきていた。

いつしか暗くなった頃には いつの間にか猫たちはいなくなっていた。
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食べ終わって食器類を洗い終わっても まだ飲んでいた。
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調子に乗ってウイスキーをしこたま飲んだのでかなり酔ってしまった。泥酔一歩手前。
なので動けなくなる前に早々に歯を磨いて寝袋に入った。思った通りあっという間に寝てしまった。


夜中、目が覚めた。
確か今日は十六夜のはずだ。テントの天井を見上げると月明かりに照らされたテントが ぼうっと明るい。発光しているかのようだ。
外に出て歩いて数分の海岸へ行けば、きっと月明かりに照らされた神秘的な海岸を見ることができるだろう。今の島の様子だと間違いなく海岸には誰もいないはずだ。すぐそこに冷水シャワーもあるから、月明かりの全裸海水浴できるぞ。


だりぃ!


寝た。やっぱ飲みすぎってダメだね。全ての計画をパーにする。ま、全裸で海水浴してもし何かあったら見苦しすぎる姿で海岸へ打ち上げられるのにね。家族はどんな意味の涙を流すのだろうか。

今夜は寒くもなく、静かでとても寝やすかった。 



二日目。
朝4時半にアラームが鳴って目が覚めた。
思いの外 目覚めが良かった。飲み過ぎたから起きれないかと心配したんだけど、やっぱ島パワーはスゲェわ。
朝風呂に行こうと支度をする。
寝るときに来ていたスウェットの上にヤッケを羽織ってバイクに乗った。
4時台の新島の道は当たり前だが空いていた。
バイクのシートに夜露が降りて、破れた場所に染み込んでいた。それがスウェットに戻ってきて濡れてちょっと気持ち悪い。

5時、『湯の浜露天温泉』に到着。
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車が停まっているということは先客がいるのかな?朝5時だから誰もいないかと思ったよ。
更衣室で水着に着替え、外に出た。先客のおっちゃん2人が下の温泉に浸かって話し込んでいた。上の温泉には誰もいないみたい。よっしゃ!上だけでも貸し切りだ。
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石の階段をほっほっほっと声を出して登っていった。
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やった!誰もいない!
いや、誰かいてもそれはそれでお話できるから楽しいんだけどね。とりあえず鼻歌歌うなら一人の方が恥ずかしくないじゃん。
早速浸かる前に、とりあえずここからの景色を眺めた。
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夜明けの ええ景色だ。水平線の上にある雲の隠れてお日様が見えない。今日の海は穏やかで風も無い。静かな波の音が聞こえる。

湯に浸かってみた。
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あったけぇ~。熱過ぎずぬる過ぎずでちょうど良い湯加減。うれしすぎてゾワゾワしてきた。この喜び、誰かと分かち合いたけど、一人で噛み締めるのもイイ。
露天風呂に肩まで浸かって温まったり、立ち上がって景色を見たり、誰も来ない貸し切り状態を堪能した。

そういやこの島に来てから景色と自分を一緒に撮ってなかったな…と、思い立って手すりの上にカメラを置いてセルフで撮った。
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よりによって島での初自撮りが裸かよ…。ネタだとしても、とても見せられないので全身モザイク。アラフィフのおっさんの体は汚いんですわ。ビジュアル的に。変なシミあるし。

上の露天も飽きてきたので階段を下り、下の露天にも入ってみた。
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いくつかある露天は各々湯温が違って、熱いのが好きな人はこっち、ぬるいのが好みならこっちってできそう。なんか土砂降りの日に入ってみたいかな。
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シーズン外だからなのか、下のいちばん大きいプールの様な露天には湯が張ってなかった。そうだよね、管理がタイヘンだもんね。でも来週はゴールデンウィークだからきっとすべての露天がフル稼働なんだろう。ここもたくさんの人の楽しそうな歓声が響くんだろうなぁ。
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下から見上げて『雰囲気あるなぁ…』とつぶやいた。

腹減った。帰ろう。




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by moriyart | 2019-04-28 10:06 | 新島

その3(新島)

バイクに乗り、北上した時に見えてきたのは…
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『湯の浜露天温泉』だ。
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水着着用の露天風呂で、なんと24時間いつでも入浴する事ができる。あの上の崩れた神殿みたいなヤツの下にも露天風呂がある。超楽しそう。ってか楽しくないハズが無い。絶っっ対あとで入ってやる。
本当は真夜中に入りたかった。今日は十六夜なので明るい月夜の海を見ながら入ったら、感動して歌でも歌いそうな気分になりそう。しかし残念ながらこの後まちがいなくお酒を飲むのでバイクが運転できない。キャンプ場から歩いてくるには遠すぎるので今夜の入浴はあきらめた。
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神殿の下にも露天風呂。その近くに足湯もあった。嗚呼…明日が楽しみだなぁ。
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さらに北上し、港の近くまで来るとなにやら崩れた建物の階段みたいなものがあった。
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登ってみた。
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港と近くの海岸が一望できた。もうすぐ16時、夕方の海だ。
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西日がキラキラ反射してまぶしいけど とてもキレイだった。印象的な景色だ。
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バイクでさらに北上する。
細い道なんかも通ってみた。
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ブロック塀に見える塀も、使われているブロックが切り出したコーガ石だった。すごい、そんなに加工が容易なのか。

16時過ぎ、『新島村博物館』に着いた。
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ここは17時までなので1時間近く観ることができる。計画通り、順調順調。
入り口の自動ドアに向かって歩いていたら、足元に何かチョロチョロと動く気配があった。
トカゲだ!
そう思ったがなんかオレが知ってるサイズ感とは違う。絶対見たこと無い種のトカゲだ!これはしっかり見たい!
180度方向転換して逃げた方に向かった。角を曲がったところで見失ってしまったが、しゃがんで目を凝らすと…いた!
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コーガ石の石垣の隙間に隠れていた…というか隠れきれてない。
カナヘビ?…いやぁ違う。カナヘビより大きいし、変なツヤもある。なんていうトカゲだろう。

調べてみた。
『オカダトカゲ』というらしい。
20-25センチメートル。伊豆諸島と伊豆半島にのみ生息する。

大きいな。ぱっと見、大き目なカナヘビっぽい。カナヘビはカサカサすばしっこいイメージだけど、オカダトカゲはちょっと大きい分、チョコチョコ走るイメージ。
いやぁ、いいもん見れた。今回の幻獣はこの『オカダトカゲ』だね。 やっぱり…オカダに縁があるのか…。

今度こそ博物館に入った。
奥の事務室に入っていた職員があわててカウンターまで出てきた。終了時間まで一時間切ったし、繁忙期前なので油断するのはしゃーない。

撮影をしていいのか聞いた。聞いている途中にカウンターの上に書いてあった『撮影できます』の文字に気がついたので、セリフが、
『写真とか撮って……いいみたいですねぇ』
なんておかしな質問になってしまった。職員のかたも『はいぃ…』なんて変な返しになった。

しっかりした博物館だった。
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特に広いわけじゃないけど、狭いなりに凝縮していて見ごたえがあった。

吹き抜けの広いスペースにマネキンによる漁の様子が展示してあった。
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『サーファーの島』って事でボードも展示してあった。
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木?よくわからないけど今のボードとは材質が違うのだろうか。

写真の彼のボードは異様に長い。
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超ロングボードじゃん。こんなに長いの制御できるのか気になってしょうがなかった。

外には『新島の古民家』も展示してあった。
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島だから特別変わった造りをしているというわけではなかった。ただ、蔵などは切り出したコーガ石をブロックの様に積んで造られてあり、コーガ石が採掘できるこの島特有なんだなと思った。


バイクに乗り、今度は南下。さっき寄ったガラスアートセンターの近くにある『間々下温泉』に寄った。16時50分。
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ここで今日の観光は最後です。裸で入る普通の温泉。300円で超リーズナブル。
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体を洗った後、他の風呂は目もくれずに露天風呂へ一直線。高台から見下ろす夕方の海を露天風呂に入りながらずっと眺めていた。はぁ~気持ちいいし、景色いいし天国だぁ。

本当はもっとゆっくり浸かっていたかったけど明るいうちに夜メシを食べたかったので早めに切り上げ、キャンプ場へ向かった。
フルスロットルゆえに湯冷めしそうだった。途中、商店に寄って『おビール様』を買った。大事に大事にバイクのメットインの中に入れ、ぬるくなる前にこれまたフルスロットルでキャンプ場へ向かった。




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by moriyart | 2019-04-28 09:51 | 新島

その2(新島)

オレの目的地、新島は式根島のすぐ隣にあるので、式根島からは10分程度で着く。

二等客室の窓からぼーっと海面をながめていると、海の中から何かが飛び上がった。
その飛び上がった物体は、羽を広げ、海上を飛行している。
トビウオだ!
空中に飛び上がった二匹のトビウオは、船から逃げる向きで羽を広げて飛行している。
飛ぶのは知っていたが、まさかグライダーみたいにこんなに長い時間空を飛べるなんてマジに知らなかったよ。想像してた滑空時間の10倍は飛んでる。驚いてガラスに両手を付けて見入ってしまった。すげぇ!超感動。
トビウオはまた海に入っていったが、もう島が近いので海の上をいろんな大型の鳥が飛んでいる。
海中の敵から逃げるために飛ぶくせに、場合によっちゃあ格好の餌食なんだろうなと思った。

港が近くなった。
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大きな島だ。
ここの港でも風の影響をあまり受けずに接岸させることができた。なのに一向にタラップをかけてくれない。いや、タラップ自体を用意してくれてない。え?どういうこと? お り る な ということなのか?

どうやらこの島で車を下ろすので、車と同じショアランプウェイを渡って下りるんだとか。
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お!ちょっとうれしいかも。ここを歩けるなんて思いもよらなかったよ。やったー。

新島への一歩。
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初めの印象、『大きい島だなぁ』だった。

『ぬいねぇどぅ』?
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新島の方言で『濡れないぞう』なんだそう。
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港を出るまでの屋根付きの道が続いていた。これならたしかに『ぬいねぇどぅ』だね!

港を出たところにある海岸。
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海水浴場かな?砂浜の海岸だ。海が透明でエメラルドグリーンで超キレイ。すんげぇな。

とりあえず大きな島なので移動手段を確保しよう。
最初は自転車を考えたんだけど、周囲28キロもあるのに滞在時間が24時間以下しかないので、たくさんの観光地を廻るのなら自転車だとかなり無理がある。
なのでレンタルバイクにした。レンタサイクルならわりとあちこちにお店があるんだけど、バイクとなると1軒ないし2軒くらいなもんだ。一年通してやってるのはたぶん1軒らしいので、グーグルマップを見ながらその店に向かった。

そこへ向かう道中、道沿いにある『モヤイ像』
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けっこうデカい。
『モヤイ』とはイースター島のモアイをモデルにしながらも、船を綱で繋ぐ『舫う』などの意味合いをかけてあるんだとか。
モヤイ像は『コーガ石』という石でできている。コーガ石は流紋岩の一種で軽石みたいなものらしい。軽石ゆえに彫刻刀などで簡単に加工ができるため、像にしたんだろう。
コーガ石は珍しい石らしく、『コーガ石』と名称がついている石は伊豆諸島と伊豆半島の天城山くらいしか無いんだとか。へーへーへーへー(ボタン連打)
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そんなモヤイ像が道沿いにたくさんあった。
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デカいし顔だしなんか睨んでるし…。
いや怖いんですけど…。
夜に月明かりに照らされてるのを見たらおしっこ漏らしそう。もうジャージャーと。

銀行があった。
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『七島信用組合』だって。略して『しちしん』。七島だから他の島にもあるのね。気がつかなかったよ。

15分ほど歩いてレンタカー『梅仁』に到着。
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もう14時半だよ。あと2時間もすりゃ夕方だよ。ちょっと急ごう。
『ごめんくださーい!』『サーセーン!』
声をかけるがシーーンだった。このシチュエーション、式根島のレンタサイクルの時と似てるな。あんときゃ店主は葬式に出てていなかったんだよなぁ。
目の前の作業台に『不在の場合はこの電話番号に』みたいなことを書いてあったのでそこに電話をかけた。
『今から向かいますよ』
電話の向こうのおっちゃんのその言葉を聞いて、電話を切ってから店の中から向かいの住宅の解体作業をぼーっとながめていた。

作業の手を止めたドカタの兄ちゃんが『店の人いませんか?』と声をかけてくれた。
『あ、電話で呼びました』と答えると、ニコっと笑って作業を再開した。

見ず知らずの人にもやさしいなぁ…。
ナチュラルに親切にされるとオレの黒い心が浄化されそうになる。親切ビームで焼き殺されそう。
島の人ってやさしいなぁ…東京じゃ考えられないよ。

…でもここ東京都なんですけどね。


しばらく待つと店主と思われるおっちゃんが帰ってきた。
電話の声は若かったが、おじいちゃん一歩手前なおっちゃんだ。
免許証のコピーや事務的な処理をしながら少しだけ話した。
『どこから来たの?』
『静岡です。焼津です。』
『静岡かぁ遠いなぁ…ああ、フェリーかぁ』
その言葉の返しで、静岡から来る人が少ないのと東京からの人が多いんだろうなと悟った。
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営業的な事もあるので細かいことは晒せないけど、”シーズン外”ということでうれしいサービスをしていただきました。あーん♡もう島の人達大好き!
礼を言ってメットを被り、店の中でエンジンをかけて(おいおい)走り出す。

3年ぶりの原チャリ。
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ちょっとボロっちぃ。
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シートは表面が劣化して剥がれている。
しかしエンジンは快調でよく回るしエンジンも一発でかかる。『見た目が古い』というだけで、よく整備されている感がすごいする。
いっしょに貸してくれたヘルメットもちょっとくたびれていた。
『手袋も載せてあるから使って』と言うので見てみたら、さっきまで整備で使っていたかのように油やグリスで真っ黒な軍手だった。
女性なら『えぇ…』となりそうだが、オレ的にはこういう無骨なのは大好きだ。
『ボロボロのシート』『くたびれたメット』『真っ黒な軍手』『絶好調なエンジン』全てを認識した瞬間にハハハと声を出して笑ってしまった。

レンタルバイク屋のある島の西からキャンプ場のある東へとバイクを飛ばす。島の形は茄子か唐辛子みたいな形をしているので、東西に移動するのはワリと近い。

『羽伏浦キャンプ場』に到着。
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さっそく管理棟へ向かった。
利用料はタダだが、申請はしないといけない。ドアを開けてカウンターに向かった。

誰もいなかった。
ここでもかよ…。とりあえず大声で呼びかけるが返事は無かった。
なんか島に来ると いつもこんなんばっかだなぁ。手続きしたくても人がいなくて困る事ばかりだよ。

キャンプサイトで掃除か整備をやってるんだろうと、とりあえず幕営地へ向かった。
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幕営地までへの道の途中に、道に座り込んで野良猫を撫でているお姉ちゃんがいた。挨拶をして通り過ぎる。

キャンプ場へ到着。
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広い!めっちゃくちゃ広い。こんなに広いのにテントは二つしか張ってない。どこかへ行っているのかテントの持ち主の姿も無い。
さて困った。管理人もいないし、区画もわからないからどこに張ってもOKなのかもわからないし。でももしかしたら管理人が帰ってきてるかもしれないからもういちど管理棟へ行こう。来た道を戻り、わざわざ管理棟まで戻った。

…やっぱり誰もいない。

困り果てていたときに目に入ったのは さっきの野良猫を撫でているおねぇちゃん。
藁をもすがる思いでおねぇちゃんに聞いてみた。おねぇちゃんはどうやら地元の人らしく、地面にベタっと座り、猫を撫でながら色々教えてくれた。

時々管理人がいなくなること。どうせ無料なので勝手にテントを幕営して後で管理人に会えたら申請すればいいこと。テント区画は特に決まって無いのでどこでも幕営していい事。

いやぁ助かったぁ!聞いてみるもんだ、親切なねぇちゃんでよかった。ありがてぇ!

テントサイトに戻り、場所の吟味。トイレに近すぎず遠すぎず、目立たず隠れ過ぎず。
ここかな?と思う場所に大急ぎでテントを立てた。
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横にコーガ石でできたかまど兼テーブルがあって便利そう。
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もう15時をかなり回っている。観光に廻るにはあまりにも時間が少ない。ザックから道具類を取り出しては圧縮を解き、無造作にテントの中へポイポイ投げ入れた。きれいに並べてる時間がもったいない。
そんなことをしながら今日廻る観光地を考えていた。

よし!今日は『営業時間がある施設』にしよう。
営業時間ってだいたい朝は10時からだろう。明日どんなに早起きしても そこが営業してなきゃ意味がない。そして帰りの船は12時過ぎだから2時間しか猶予が無い。
だからそういうところは今日廻って、明日は早朝でも入れる観光地へ行こうと決めた!
そうと決まればどんどんGO!今日だってすでに15時過ぎてるから営業終了時間まで2時間も無い。急げ急げ!
バイクにまたがり、フルスロットルで島の南西へ向かった。


15時25分、『ガラスアートセンター』に到着。
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ここでは「コーガ石」を原料にしたガラス製品を制作している。コーガ石は、世界でイタリア・リパリ島と新島でしか採れない石材なんだとか。なにそれ超レアじゃん!
そして料金を払えばガラスの体験制作もできるんだそう。

建物の屋上への階段があったので登ってみた。
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海岸線が見えた。この方向は島の南部。

いざ、センターへ入ってみる。
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コーガ石を原料にしたガラス製品が展示されていた。入り口カウンターではガラス製品の販売もしていた。
とりあえず陳列されているガラス製品をながめた。写真を撮りたいけど入り口に『撮影はできません』と書かれていたのでガマン。

新島ガラスって基本緑色なんだね。それがこのガラスの特性なんだろう。だからあえてその個性を殺さない様に別の色に着色された製品が無いのか。

若い店員さんが話しかけてきた。店員さんというよりどうやらガラス職人さんみたいだ。せっかくなので製品の事を色々聞いてみた。その中で『撮っちゃダメなんですよね?』なんて聞いてみたら、『その写真で悪いことをするかたがいますので』と返ってきた。
(どんな悪いことをするんだろう…)と思っていると、『個人的記録ならいいですよ』と撮影許可をいただきました。
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SNSなのでいちおうボカシときます。
西日に当たったガラス製品は一段とキレイだった。ガラスに透過した光が白い布に緑色の半透明の影を落とす。お店の人にオススメの撮影角度も教えてもらった。球のガラスに逆さに映る新島の海が超イイ感じ。数枚撮らせていただきました。


カウンターの前にいた団体さんがいなくなったのでオレもそこに陳列されているモノを手に取ってみた。
『島に来た証』みたいなモノが欲しかったのでアレコレ物色する。お!これなんか良さそう。
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『これって文鎮ですか?』
の質問に、『光る台座なんかに乗せるととてもキレイですよ。あとおっしゃるとおりペーパーウエイトにもなります』。

…ペーパーウエイトって、文鎮でいいじゃん。なぜあえてシャレて言う…。(オレも流せよ細けぇな)

よし、コレにしよう。リーズナブルだし、コンパクトだし、キレイだし。どこにでも置けそう。
包んでもらった文鎮…いやペーパーウエイトを受け取ったとき、ホクホクした気分になった。




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by moriyart | 2019-04-28 09:42 | 新島

新島

今年も行って来ました、春の島旅第四弾。
3年前の『大島』、一昨年の『式根島』、去年の『神津島』。そして今年の行先は去年の宣言どおり『新島』だ。
伊豆半島から渡ることができる島は全部で5つ。
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ただ、『利島』ではキャンプが禁止されているので、どこかに宿をとらなければならない。
なのでオレのビンボーキャンプ島旅は今年でコンプリートとなる。

今回も渡る時期を3月に計画し、2月くらいから準備をしていた。しまい込んでいた大型ザックをひっぱり出してサイドポケットを付けたり、ランタンやヘッデンの電池チェックをしたり。
そしていよいよ3月、予定の入っていない週末に焦点を合わせた。残念ながら荒天。仕方ないので翌週に延期した。
その翌週も曇り予報だった。とりあえず下田港まで行ってみたが、今までに見たことが無いほどに荒れた港内の海に『こりゃ無理だ』とあきらめて帰ってきた日もあった。
さらにその翌週も荒天。
そんなこんなで3月が過ぎ、仕事も忙しかったのであっという間に4月になってしまった。
4月に入ってからは週末に歓送迎会などの飲み会が入っていたりして3月以上に機会が少ないうえに、なかなか海上の風が穏やかにならなくてフェリーが欠航になりかけたりもしていた。

冬や早春の時期のフェリー航路は海上の西風が強く、波も高くなる。
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伊豆半島の影にある大島は風の影響が少ないので船はあまり欠航しない。
伊豆半島以南にあるこの島たちには 強い西風の季節風のせいでなかなか近づくことができなかったのである。

もう4月の半ばごろには諦めかけていた。

次の週末は息子くんの授業参観日。
さすがにそれに行かないわけにはいかない。しかしまさかの土日晴れ。しかも海上が穏やかな予報だ。クソぉ…こんな時に限って…。

しかし母子の口から出てきた言葉は『行って来な』だった。

毎週末のたびに空を見上げてガッカリしているオヤジを見て、気の毒に思ってくれた様だ。
『お父さんに授業を見られると緊張する』
と、見え透いたウソまでついて行くことを後押ししてくれた息子くん。
そこまでしてもらったら行かにゃ申し訳ないッ!(自分勝手な父親だなぁ)

そんな感じで決まったのであった。


まだ暗いうちに下田港の駐車場に到着した。
出港は9時半だけど、駐車場に停められる台数が17台と少ないので確保するため早着きをした。
なんとか停めることができたので、明るくなり始めた駐車場で座席を倒して仮眠をした。
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7時半頃に目を覚まし、コンビニで買ってきたパンとにぎりを食べた。
この前ここへ来て見た荒れた海と比べてはるかに波は穏やかなので、どうやら船は出そうだ。
そう確信し、今日着ていく服に車内で着替えた。少し冷える予報だったので一枚多めに着た。

神新汽船の営業所に入ると、ちょうど営業開始時間になったので、いちばんに窓口に向かった。
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発券所のおねえちゃんに『明日の船は出そうですかね?』なんて聞いてみた。
だって海が荒れて船が欠航したら、一日一便だから帰りが月曜日になってしまうからだ。だからこれは重要なことだ。

おねぇちゃん、一旦奥のデスクに戻ってパソコンのマウスをグリグリ動かしてモニタを見ている。何かの情報を見ているのだろう。
そしてオレの方を向いて胸の前で両手で小さくマルを作った。小さいがとても力強く作った。アネさんかっちょイイ!

よーし!帰って来れるぞ!
うれしくてニンマリしてしまった。

営業所には続々と乗船客が集まってくる。だいたいの人達は釣り人だ。各々に釣り竿のケースやクーラーボックスを持っている。
バカみたいにデカいザックを背負っている人なんてオレくらいなもんだ。いーのいーの、4年目になると恥ずかしいとすら思わなくなった。

8時50分から乗船できるので、時間ちょっと前にタラップの前に立っていたら『どうぞ』と声がかかったので いちばんに船に乗り込んだ。
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今年もやっぱり同じ場所に陣取った。3年連続同じ場所だ。まあ空いてるからどこでも選び放題なんだけどね。
出港まで30分以上あるので壁に寄りかかってあぐらをかいて座り、新島のパンフレットを見ていた。

そして9時半、出港。
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乗船券売り場のおねぇちゃんたちが外に出て手を振ってくれている。
行って来ます、一日だけ本州を離れるよ。

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おなじみの伊豆半島のリアス式海岸をデッキで見ていた。
デッキに出て外の景色を見ている乗客はオレぐらいしかいない。今年のお客は景色に興味は無いのね。まいいけどさ。
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フェリーで波に揺られること2時間半、最初の島『神津島』に着いた。
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ここは去年に来たから まだ記憶が新しい。
海から見えるあちこちの建物が何の施設なのかまだ覚えている。おー1年ぶりだなぁ。

と、港に入るのかと思いきや、港を通り過ぎスピードダウン。あれ?どうしたんだろう。なにか様子をうかがっているように感じる。
そして沖で大きく転回し、いよいよ港へ向かう。おそらくなんだけど、風の影響が少ない船の向きで接岸させるつもりなんだろう。

風は岸壁から押し返す方向で吹いている。
船首が岸壁に近づいたら、船員がヒモの付いたゴムの重りのようなモノを岸壁にいる作業員に向かって投げた。
作業員がそのヒモをたぐり寄せると船を係留させるための太いロープがフェリーから伸び、海面を浮きながら引っ張られていく。それを岸壁にある係船柱(石原裕次郎が片足乗せてるアレ)にひっかけた。
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先に船首の方の太いロープ(ホーサーというらしい)の固定が完了した。しかしその間に風にあおられて船尾は岸壁からどんどん離れて行ってしまっていた。
今度は船尾の方のホーサーをつなげる為の重りのついたヒモ(ヒービングラインというらしい)を投げたんだけど、岸壁まで届かず海に落ちてしまった。
船員はそれを引き上げる。その間も船は岸壁からどんどん離れていく。『どうするんだろう…』見ているこっちもどんな展開になるのかドキドキしながら見ていた。もう興味津々どこじゃない。

引き上げた重りを、今度は銃というかバズーカみたいなヤツにセットして岸壁に向かって撃った。
ポンッ!という圧縮空気が弾ける音といっしょに弧を描いて飛んでいく重り。重りに引っ張られたヒービングラインがウネウネと踊りながら付いていく。
岸壁の上に落ちたヒービングラインを作業員が猛烈な勢いでたぐり寄せてホーサー(太いロープ)を呼び寄せている。
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ホーサーが係船柱に掛けられると、ウインチで巻き上げられる。海面に浮いていたホーサーはしぶきを上げながら一気に空中に飛び上がり、真っ直ぐなラインを引く。ものすごい力で引っ張られているので太いホーサーが少しスリムになった。

さすがの風も機械の力には敵わず、船はみるみる岸壁に近づいて行った。
はえぇ~…接岸するってのも大変なんだなぁ。今日の天気予報はそんなに荒れるなんて言ってなかったから、本当に荒れた天気の時の船の接岸は ものすごい大変なんだろうね。そりゃ風の強い冬は欠航率が高いわな。超なっとくしたYO。
いやぁ、いいもん見れた。船の装置も船員の仕事も超カッコイイ!

船が岸壁に密着し、4本ものホーサーで引っ張られた船はおとなしくなった。

タラップがかけられ、神津島で降りる人が渡っていく。
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やっぱり警察が監視している。
不正入国監視なのか、何かを水際で止めようとしてるのか…。でもそうそうなにかあるわけでもないんだろう、なんとなく平和な雰囲気がただよっている。

乗客の乗降も終わり、クレーンによる荷物の積み下ろしも済んだあと、発泡スチロールの荷下ろしをしていた。
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バケツリレーでトラックに積んでいくんだけど、風が強くて気を抜くとスチロールゆえに飛んで行ってしまうので大変そうだった。一旦どこかに置くことも許されないので全員が手に持っているか、足を乗っけているかの状況で見ていてハラハラした。
そして突風と共にひと塊が飛んでしまったが、一階のデッキにいた乗客の父ちゃんがとっさに手を出して捕獲。事なきを得た。『お父さんすごーい!』母と小さな娘に褒められていた。

いやぁ、風ってホントにタイヘンだわ。


荷下ろしに少々手間取ったのか、若干遅れて出港した。
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出港してもしばらくデッキに残り、神津島の『天上山』を見上げていた。

12時を大きく回っていたので船内の自販でカップうどんを買って食べた。
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客室内にめんつゆのにおいがたちこめる。海が荒れてる日だとこぼしちゃいそう。

13時15分、次の島『式根島』の港が見えてきた。
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ここは2年前に訪れた島だ。
この島では多くの一期一会があって楽しかったなぁ。あのおいちゃん元気かなぁ。

ここの港では岸壁に寄せる向きで風が吹いていたため、難無く接岸させることができた。
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やっぱり警察が船から下りる人を監視している。
タラップが掛けられると、まず郵便物や宅急便などを受け渡している。そうだなぁ…離島ってAmazonなんかでモノ買っても届けるのが大変だね。

ここでは多くの釣り人が下りて行った。
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その釣り人達の宿泊先の民宿の人と思われるかた達が迎えに来ていた。
荷下ろしも順調に作業を終え、問題なく出港した。




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by moriyart | 2019-04-28 09:30 | 新島